前回の記事では、ブランドせどりのメリット・デメリットについて解説したのですが、利益額が高い商材でありながらリスクが高いことがわかりました。
偽物が多いという点もそうですが、ブランド品を仕入れる時は注意しなければならないことがいくつか存在するので注意しましょう。
「ブランドせどりの注意点を知りたい!」
「偽物以外に注意することはある?」
「ブランドせどりを安全に仕入れるには?」
今回は、このような悩みを解消するために、ブランドせどりの注意点を解説していきたいと思います!
偽物以外にも、注意したいポイントが3つ存在するので、それぞれ意識してから仕入れるようにしましょう!
- Amazonで新品ブランド品を仕入れるのは危険
- ヤフオクでは個人ではなくストアから仕入れる
- フリマアプリでは仕入れない
ブランドせどりで気を付けたい3つの注意点
ブランドせどりは、利益額が高い商材を取り扱うので、一定の自己資金が必要です。
利回り・回転率が良いということもあって、商材としては最適ですが、注意点次第では”ブランド品を仕入れるのはちょっと…”と思う人もいると思います。
ただ、注意点を事前に把握していれば、効率よく商品を仕入れることができるので、しっかり意識しましょう。
ブランドせどりの注意点
- Amazonからは仕入れないようにする
- ヤフオクの新品ブランド品は価格をチェックする
- フリマアプリは偽物が多い
この3つを意識すれば、無理することなく商品を仕入れることができます。
偽物を仕入れて、損失を出さないためにもしっかり意識したいポイントです!
Amazonから仕入れないようにする
Amazonは、ブランド品が販売されていることがあり、複数のラグジュアリーブランドを目にします。
Amazonでブランド品を取り扱う場合ですが、所定の審査・申請が必要になるので、販売しているのは認可されたアカウントです。
しかし、本来ブランド品というのは、新品商品に限り正規代理店しか販売してはいけないというルールがあります。
(例:EXCEL、大黒屋、高山買取等)
Amazonでは、中古ブランド品が販売できないことから、販売されているのはすべて新品です。
この様に、並行輸入品として販売されているのですが、商品によっては違法性があるものも存在します。
真ん中のリングの出品者を確認すると、Amazon公式ともう一つ業者が表示されました。
会社情報が記載されていたのですが、ブランド品を取り扱うような正規代理店ではありませんでした。
インターネットサイトを作っているような会社であり、ブランド品とは無関係です。
さらに、商品の中には、商標権を無視したような模造品も販売されています。
GUCCIを模した帽子ですが、仕入れたところで利益になりませんし、GUCCIと偽って販売すると逮捕される可能性もあります。
商標権の侵害で、販売が停止する可能性がありますし、リスクがかなり高い商品といえるでしょう。
Amazonで販売されている商品で、正規代理店が販売している以外の新品ブランド品は、出所がわからない偽物の可能性もあります。
補足:Amazonはそもそもブランドせどりに向いていない
Amazonでは、複数のラグジュアリーブランドが新品で販売されており、安く仕入れることができる可能性はあります。
しかし、仕入れたところで、ネットとの価格差はないに等しいものなので、仕入先として使うのは厳しいです。
「中古を仕入れればいい」という人もいますが、Amazonは中古のブランド品を販売することはできません。
つまり、二次流通ができないので、どうしても新品を仕入れなければならないのです。
- 偽物でも検品ができない
- 届いてから偽物だと気づく
- 巧妙な偽物が送られてくる
近年では、偽物のクオリティも上がってきているので、知らずに仕入れるという人も少なくありません。
そのため、少しでも安心して仕入れるためにも、ブランドせどりをするときはAmazonを使わないようにしましょう!
ヤフオクの新品ブランド品は価格をチェックする
ヤフオクには様々な商品が出品されており、新品未使用のブランド品も多いです。
その中でも、格安で出品されているような、新品のラグジュアリーブランドは、高確率で偽物です!
特に、個人から出品されていて、評価が少ないアカウントの場合はほぼ100%偽物といっても良いでしょう。
最近では、規制が強化されたという背景もあり、偽ブランド品を出品しているアカウントが次々停止されていますが、それでも出品している人はいます。
こちらは、LVとSupremeがコラボした商品ですが、色味がくすんでいることもあって偽物の可能性が高いです。
写真だけでは判断できませんが、評価欄を見る限り複数のコラボ商品を仕入れていたので、怪しいです。
値段設定が、正規品のプレ値なので本物と勘違いしてしまいますが、個人出品のものは怪しいので購入しないほうが良いです。
仮に仕入れる時は、評価を確認して同じ商品・レアものばかり出品していないかを確認してから、仕入れるようにしましょう。
補足:ヤフオクで偽物のブランド品を仕入れないようにする方法
ヤフオクは、ブランドせどりで最も使う店舗であり、かなり使い勝手が良いのでメインで使うことも多いです。
しかし、偽物も多く存在するので、しっかり見極めて仕入れないようにしなければなりません。
偽物を仕入れないようにする方法は、”ストアから仕入れる”ということです。
ただ、ストアの中でも特に安心できる場所から仕入れないと、偽物をつかまされることも少なくありません。
具体的に仕入れたいストアの条件
- 古物商許可を受けている
- 模造品排除の加盟店に所属している※AACD加盟店
これらの二つのいずれかに該当しているものであれば、安心して仕入れられます。
古物商許可に関しては、中古品を継続的に転売する際に必要ですが、許可を受けているところは偽物を販売してはいけないという決まりがあります。
フリマアプリは偽物が多い
最後に、ブランドせどりの仕入れ先に関してですが、フリマアプリで仕入れるのはやめましょう。
仕入れるのはあくまでもヤフオクであり、フリマアプリでは個人出品者が多いので、偽ブランド品で溢れています。
メルカリに関しては、偽ブランド品のトラブルが頻発しており、出品した時点で削除されることも多いのですが、ラクマは無法地帯です。
むしろ、正規のブランド品が見当たらないほど、偽物で溢れています。
こちらは、先ほども紹介したLV×Supremeコラボの商品ですが、いずれも偽物です。
左側のパーカーは、プレ値が付いており正規で買おうとすると、60万円程度します。
右のスリッパはそもそも販売されていない、オリジナル商品です。
おそらく、韓国や中国などから仕入れたものであり、完全に商標権を無視した商品ということがわかります。
- 査定した店舗名
- 住所
- 電話番号
- 査定してくれた担当者
これだけの情報があれば、商品が偽物であることを確認できるので、自動的に運営側から返金されます。
この場合、商品だけが手元に残るので、偽物を持っていても仕方がないですし、処分しましょう。
ブランドせどりは商品を見分けることが重要:まとめ
ブランドせどりの注意点を解説したのですが、一番意識したいのは偽物をつかまないことです。
ヤフオクでもメルカリでも、偽物が出品されていることは普通にありますし、実際に仕入れてしまったという人も多いでしょう。
正しく商品を仕入れるためにも、出品者を確認してからにしましょう!
改めて、偽物を掴まないためにできる対処法を説明すると、以下が挙げられます。
偽物を掴まないための対処法
- ストアか個人か確認する
- 評価で同じ商品を売っていないか確認する
- 低評価が多いかどうか確認する
個人出品で、大量にブランド品を販売している場合は、偽物の可能性が高いです。
※特に新品の場合は
少しでも、効率よく商品を仕入れるためにも、本物かどうか確かめておきましょう!
国内では、ハイブランドは非常に人気があります。日本人のミーハー心が高いことも関係しており、需要が高いことがわかります。 需要が高いということは、転売に使える商材ということです。そこで今回は、ハイブランドが転売に使えるのかどうかを解説し[…]