せどり・転売では、様々な商材を取り扱うことになるのですが、初心者でも気軽に実践することができるのが雑誌です。
そもそも、”せどり”というのは、本を対象とした転売の意味がありますし、雑誌せどりでは転売の基礎を学ぶことができます。
「雑誌せどりをするメリット・デメリットを知りたい!」
「雑誌せどりは本当に利益になる?」
「雑誌せどりで継続的に利益を出す方法を教えてほしい!」
今回は、雑誌せどりでこのような悩みを抱えている人のために、メリット・デメリットを解説していきたいと思います!
せどり・転売で稼ぎたいと思っている人で、まだ何を初めていいのかわからないなら、参考にしてくださいね。
- 数をこなせば稼げる
- 利益率が高い
- 在庫スペースを圧迫する可能性がある
そもそも雑誌せどりとは?稼げる?:序章
まず、結論から言うと雑誌せどりは稼げるビジネスです。
ただ、雑誌といってもジャンルが多く存在しますし、どれを仕入れていいのかわからないという人も多いでしょう。
特に雑誌は単価が低いですし、大きな利益にならないことから、仕入れない人も多いようです。
僕も雑誌せどりをたまにすることがありますが、商材によっては利益率が50%以上を超すこともありますし、オススメですよ!
- 付録付きの雑誌
- 幼児用の雑誌※付録付き
- 少年誌
この辺は、特に利益になるジャンルなので積極的に仕入れたいところ。
特に、付録付きの商品が売れる傾向にあり、利益率がバグかと思うほど高騰しますよ。
その分、仕入れるのは難しいですが、地方の本屋等には普通に販売されていることが多いので、仕入れることをオススメします!
ただ、雑誌せどりをしようと思っても、どういうせどりをすればいいのかわからない人も多いでしょう。
そういう人は、これから紹介する記事をしっかり参考にして、仕入れに生かしていくと良いですよ!
今回の記事では、メリット・デメリットについて解説しますが、少しでも雑誌せどりに興味を持ってもらえると幸いです。
雑誌せどりをする3つのメリットを紹介します!
仮に、あなたが雑誌せどりをしたいと思っているなら、メリット・デメリットについてしっかり把握しておきましょう。
本屋では、定期的にセールを開催していることがあるのですが、ブックオフ等の古本屋では半額セールも行われています。
どういう雑誌でも対応しており、100円の雑誌でさえも半額になるから驚きです。
実際、雑誌せどりというのはそこまで自己資金を要しなくても始められますし、5,000円もあれば十分仕入れられますよ!
※利益になるかは別
雑誌せどりですが、以下のメリットがあります。
雑誌せどりのメリット
- 小資本でも気軽に始められる
- ライバルが少なく安定した仕入れが実現
- 利益率が高く稼げる
一番は、小資本でも始められるという点です。
店頭で雑誌を見ればわかりますが、古本であれば数百円で販売されています。
実際、せどりを始めようとしている人は、自己資金の少なさに悩む人も多いでしょう。
資金を捻出しない限りは、せどりを始めることができないのですが、雑誌せどりなら安心です。
せどりの基礎を学ぶことができるので、リサーチ方法などを勉強したら、別の商材に手を出しても良いでしょう。
小資本でも気軽に始められる
まず、雑誌せどりのメリットとして挙げられるのは、小資本でも始められるという点です。
雑誌の相場は様々ですが、新品商品でもそこまで高くありません。
- 新品:500円~1,000円程度
- 中古:100円~500円
仮に、1万円の資金があるとして、中古の雑誌をすべて底値で仕入れる場合100冊仕入れることが可能です。
雑誌は非常に単価が安いですし、自己資金をねん出することができない人でも、安心して仕入れることができますよ!
安く仕入れられるというのは非常に良い点であり、資金ショートさせないというメリットもあります。
ただ、雑誌は単価が低いあまり”稼げない”と思われがちです。
ライバルが少なく安定した仕入れが実現
次に、雑誌せどりはライバルが少ないので、安定して仕入れをすることができます。
ライバルが少ないというよりは、”専門で仕入れている人が少ない”という言い方のほうが正しいです。
雑誌せどりは、先ほども触れたように、大量に商品を仕入れる必要があります。
一つ当たりの利益が少ないというのが理由であり、ものによっては一撃数千円の利益が出るものもありますが、全部がそうではありません。
数をこなして仕入れていくせどりというのは、せどり・転売の業界では非効率と思う人もいます。
例えば、あなたがせどりで月利10万円を出したいと思った場合。
- 雑誌せどり:200冊程度※純利500円の場合
- 家電せどり:3~5台程度※商品にもよる
- ゲームせどり:10台※Switch、PS4等
雑誌せどりの場合は、200冊仕入れてようやく月利10万円を達成します。
一つ当たりの利益が安いので、多めに仕入れるほか手段はありません。
しかし、家電やゲームといった高単価商品の場合は、数台で月利10万円を達成する可能性もあります。
費用対効果を考えた時に、資金がある程度ある人なら、間違いなく他のせどりを利用するでしょう。
仕入れるにしても、数冊しか仕入れないので、ライバルは少ないです。
そのため、本格的に雑誌せどりで稼ぎたいと思ったら、市場を独占できる可能性もありますよ。
利益率が高く稼げる
最後に、利益率が高いという点です。
雑誌せどりでは、雑誌をメインで仕入れていくのですが、新品・中古の両方を仕入れます。
中古雑誌の場合は、ブックオフ等で50~100円で購入可能です。
古かったとしても、需要がある商品なら高く売れる可能性があります。
特に、現在販売されていないような”絶版雑誌”に関しては、利益額も高く雑誌せどりには最適です。
入手の難しさはありますが、手に入れることができれば、高く売り切ることができます。
例えば、こちらの商品。
女性誌のリンネルという雑誌であり、2020年の2月号です。
こちらの商品の定価は1,300円ですが、市場では高値で取引されていました。
メルカリでの最高販売値は、なん4,000円です。
利益率は37%と高めであり、利益になる雑誌ということがわかります。
ここまで価格が高騰した理由は、リサラーソンというブランドのタンブラーが付録でついていたからです。
付録だけも出品されるほどであり、当時は本屋から姿を消しました。
地方の本屋には普通に販売されていたので、嫁と一緒に買いに行ったことを覚えています。
この様に、雑誌せどりは利益率が高いせどりができるので、安定したせどりをすることが可能です。
資金もそこまで用意する必要はありませんし、オススメですよ!
逆に雑誌せどりをするデメリットを3つ解説します!
雑誌せどりをする際ですが、メリットもありますがデメリットもあります。
小資本で、気軽に仕入れられるというのはメリットですが、デメリットも多いのでしっかり把握しておきましょう。
具体的には、以下が挙げられます。
雑誌せどりのデメリット
- 大量仕入れが大前提
- 店舗せどりがメインで車がないと厳しい
- 利益商品のリサーチが大変
特に、雑誌せどりで大きな障壁になってくるのが、大量仕入れの問題です。
雑誌せどりは、”利益率”が高いだけであって、”利益額”は高くありません。
1万の月利を出すためには、それなりの数の雑誌を仕入れる必要があるので、注意しましょう。
商品を大量に仕入れることで、在庫のスペース圧迫してしまいますし、自宅である程度スペースを確保しなければなりません。
僕自身雑誌せどりをする際は、利益額が高いものをメインに縦積みしているので、スペースを圧迫することはありません。
しかし、ガチで仕入れをする場合は、大量仕入れを覚悟しておきましょう。
大量仕入れが大前提
まず、雑誌せどりをする場合は大量に仕入れをする必要があります。
1冊当たりの単価が低く、いくら利益率がいいといっても、せいぜい高くて1,000円程度の利益しか出ません。
例えば10万円の自己資金を用意することができたとして、月利40%の高利益率で回した場合4万円の利益が発生します。
雑誌の場合は、単価が低いので100円で仕入れた商品が500円以上で売れれば月利40%は達成できます。
単純計算をすると、税込み100円の雑誌が毎回40%の利益率でコンスタントに売れるとしても、マックスで1,000冊仕入れなければなりません。
毎回40%の利益率で運用するわけではないので、一概には言えませんが、1,000冊仕入れというのは雑誌せどりで珍しい話ではありません。
- 作業量が増える
- 検品の手間がかかる
- 大量に在庫を抱えることになる
これらも、雑誌せどりのデメリットといえるでしょう。
作業量が増えるというのは、せどり・転売をしている人からすると、最も避けたい話。
僕の場合は、基本的に外注しているので問題ありませんが、基本的な仕入れは僕の判断で行っています。
雑誌せどりをガチでするくらいなら、他の利益額が高いせどりをしたほうがマシですね…
店舗せどりがメインで車がないと厳しい
雑誌せどりをする際ですが、一度に大量に仕入れることになります。
ブックオフや古本屋をメインに仕入れていくのですが、1日店舗をはしごしたとして100冊以上仕入れうのは普通です。
利益商品があればの話ですが、何店舗も回るのであれば200冊程度仕入れることもありますよ!
雑誌せどりは店舗メインで仕入れていくことになるので、大量に運ぶための手段が必要になってきます。
車があれば運ぶことができますが、雑誌は1冊当たり結構な重量があるので、ミニバン・ファミリーカー等がベストです。
雑誌せどりは、車がない人は現実的に不可能なので、注意しましょう。
利益商品のリサーチが大変
最後に、利益商品のリサーチが大変という点です。
雑誌は非常に商品数が多く、どれを仕入れればいいのかわからないという人もいると思います。
特に、中古の雑誌となると、市場で需要があるものを探さないと利益になりません。
雑誌にも種類がありますし、仕入れをする際はジャンルを絞ってから仕入れると良いでしょう。
- 青年誌
- ヘアカタログ系
- 絶版になった雑誌
この辺の雑誌は、ブックオフ等で安く仕入れられますが、高値で取引されることが多いです。
青年誌の中には、もう販売されていないようなお宝雑誌もあるので、マニアの中で高く取引されています。
また、ヘアカタログ系の雑誌も、人気があります。
現在はスマホ等で調べれば完結しますが、昔流行した髪形を参考にしたいという人が、購入します。
(例:美容学生、美容師の卵等)
そのため、雑誌を仕入れる際は実用性があるものや、絶版になったものを中心に仕入れていくと良いでしょう。
ブックオフに行けば、雑誌の種類の多さに驚いてしまうこともありますが、そこまで気にするポイントではありません。
雑誌せどりでは、利益になる商品をピックアップして仕入れればいいだけなので、最初のうちはカテゴリーを限定して仕入れると良いでしょう。
まとめ:雑誌せどりで利益を出そう!
今回、雑誌せどりのメリット・デメリットについて解説しました。
雑誌は、単価が安いということもあって、小資本でも簡単に始めることができます。
そのため、資金がなくて”せどりをしたい”と思っている人には、オススメのせどりといえるでしょう。
しかし、その分デメリットも存在するので仕入れる際は注意しましょう。
- 単価が安すぎて大量仕入れをする必要がある
- 在庫スペースを圧迫する
- コンスタントに利益になるわけではない
このようなデメリットがあるので、仕入れる際は要注意です!
僕自身、雑誌せどりをすることがありますが、基本的には新品の人気があるものしか仕入れません。
中古を仕入れるとなると、時間もかかりますし、販売した際の単価が安すぎて費用対効果が合わないこともあるからです。
それに、仕入れたからといて100%売れる保証はありませんし、しばらく在庫として抱えるのもネックです。
これを把握したうえで、雑誌せどりをしていくと良いでしょう!
初心者向けのせどりというのは確かであり、数をこなしていくのでせどりの基礎を学ぶことができますよ!