メルカリ・ヤフオク・Amazonの手数料を徹底解説!

せどり・転売をする際ですが、様々なプラットフォームを使うことがあると思います。

商品を販売する際は、各種販売先で手数料がそれぞれかかってしまうので、そちらをしっかり把握しておきたいものです!

 

「メルカリ・ヤフオク・Amazonの販売手数料を知りたい!」

「各種手数料はどれくらいかかるの?」

「もっともお得に転売できるのは?」

 

今回は、このような悩みを抱えている人のために、各種販売プラットフォームの販売手数料を紹介していきたいと思います!

販売先によって手数料は異なるので、これから転売をしようと思っている人は、しっかり把握しておきましょう。

 

よくわかる解説

  • Amazonはカテゴリーによって手数料が異なる
  • メルカリは固定で10%
  • ヤフオクは8.8~10%

Amazon・メルカリ・ヤフオクの販売手数料を比較してみた!

転売をする際ですが、各種プラットフォームを選んで出品していくと思います。

その際にネックになってくるのが、販売手数料です。

 

販売先によって手数料は変わってきますが、今回転売で利用することが多い、”Amazon・メルカリ・ヤフオク”の三つの販売先の手数料を比較してみました!

 

  • Amazon:カテゴリーによって異なる※8~15%
  • メルカリ:売上金の10%
  • ヤフオク:売上金の8.8~10%

 

Amazonは、出品カテゴリーによって手数料は異なります。

最も安いので8%の手数料がかかりますが、最大で15%になる可能性もあるので、注意しましょう。

 

メルカリは販売金額(売上)に、10%をかけて差し引いたものが販売手数料になります。

10,000円の商品を出品した場合は、1,000円分の手数料が発生するので、粗利は9,000円です。

 

最後に、ヤフオクは利用するアカウントによって手数料は異なります。

プレミアム会員の場合は、8.8%しかかかりませんが、通常怪異の場合は10%かかります。
※プレ垢はメリットが大きいので登録すると良いでしょう

Amazonで販売手数料以外にかかる手数料を紹介します!

Amazonでは、販売手数料以外にも手数料がかかる項目があります!

販売手数料だけではなく、その他の手数料も計算しないと、仕入れた商品が赤字になる可能性もあるので注意しましょう!

 

販売手数料以外にかかる費用は、以下の通り。

 

Amazonの手数料一覧

  • カテゴリー別成約料
  • 発送手数料
  • FBA納品手数料※FBA納品のみ
  • 基本成約料・月間登録料

 

この中でも、最も身近なのはFBA納品手数料です。

Amazonには、二つの配送形式が存在し、自分の家から発送する自己発送とAmazonの倉庫に納品する”FBA納品”に分けられます。

 

FBA納品をした場合は、倉庫に商品を送る際の送料や、FBAを利用する際の手数料もかかるので注意しましょう!

事前に把握しておけば、その手数料も差し引いた転売が可能です◎

カテゴリー別成約料

販売手数料以外にかかる費用として挙げられるのは、カテゴリー別の成約料です。

Amazonでは、カテゴリーがそれぞれ分けられていますが、特定の商品のみ、売れた場合に手数料が別途発生します。

 

そのカテゴリー・商品とは、メディア関連の商品です。

以下のような商材が挙げられますが、手数料が高額なので注意しましょう!

 

  • 本:販売手数料15%、成約料80円
  • CD:販売手数料15%、成約料140円
  • DVD:販売手数料15%、成約料140円
  • ビデオ:販売手数料15%、成約料140円

 

この様に分けられますが、本は1冊当たり80円の手数料がかかります。

その他メディア関連は、140円の手数料がかかるので、仕入れる際は要注意です!

 

DVDを10本仕入れて転売した場合は、成約料として1,400円支払う必要があります。

状況次第では、損してしまうこともありますからね…

発送手数料

次に、発送手数料です。

発送手数料とは、特定の商品を転売した際に生じる手数料のことであり、送料に対してかかる手数料のことを指します。

 

メディア関連の商品を出品した際にかかるのですが、二重で手数料がかかるので徴収される額も大きいです。

例えば、本が売れたとして、そちらを配送する際に300円の送料がかかったとします。

 

Amazonが負担してくれるとしても、発送手数料が送料から15%引かれてしまいます。
※実質255円のみ負担

送料に対してかかる手数料なので、特定の商品を転売する際は注意しましょう!

FBA納品手数料※FBA納品のみ

Amazon転売をする際は、FBA納品を使うことがあります。

FBA納品とは、Amazonの倉庫に商品を預けて、売れたらAmazon側が梱包から発送まで行ってくれるサービスです。

 

検品を行って納品するだけで、あとはAmazonが対応してくれるのでオススメです◎

しかし、FBA納品をする際はそれぞれ手数料が発生します。

 

  • 配送代行手数料
  • 在庫保管手数料

 

基本的にはこの二つがかかるのですが、商品によってかかる手数料は異なります。

配送代行手数料とは、Amazonが発送業務を行うことを条件に発生する手数料のことを指します。

 

サイズ・重さによって異なりますが、小型のもので1個当たり282円の手数料がかかるので注意しましょう!

在庫保管手数料とは、商品をAmazonの倉庫に保管しておく際に発生する手数料のことを指します。

 

手数料は、商品のサイズや個数・保管日数によって異なります。

 

保管手数料の商材

  • 小型サイズ:5.16円~9.17円/1日
  • 大型サイズ:4.37円~7.76円/1日

 

長期在庫を抱えれば抱えるほど、この手数料は増えてきます。

そのため、できる限り不良在庫にならないように気を付けなければなりません。

基本成約料・月間登録料

最後に、基本成約料と月間登録料についてです

こちらは、Amazonの出品スタイルによって異なるので、しっかり把握しておきましょう。

 

まず、基本成約料とは小口出品をしている人にかかる手数料のことを指し、商品が売れた数に応じて発生する手数料になっています!

基本成約料は、1商品当たり100円が発生し、売れた分だけにしかかかりません。
※月の固定費はありません

 

Amazonに出品した商品が、1か月間で1個も売れなかった場合は、基本成約料はかかりません。

月間登録料は、大口出品に登録している人が対象でかかる手数料のことを指します。

 

 

基本成約料が発生する小口出品とは異なり、月額料金を支払う必要があります。

月固定で4,900円の手数料が発生しますが、どれだけ商品が売れても手数料が追加でかかることはありません。

 

そのため、1か月で50個以上売れる見込みがある場合は、大口登録をしたほうが良いですよ!

メルカリの販売手数料を解説します!

メルカリの販売手数料は、売上金に対してかかります。

10%の手数料が固定でかかるので、Amazonとは少し異なりますね!

 

例えば、あなたが5,000円の商品を出品している場合は、500円の手数料を差し引いた4,500円が粗利になります。

少額ならそこまで負担になりませんが、以下の商品を取り扱う場合は、手数料が負担になることもありますよ…

 

  • ブランド品
  • ゲーム機
  • スニーカー※プレ値商品

 

これらは、商品の単価が非常に高いので、販売手数料もその分高額になります。

メルカリ転売をする際は、手数料を差し引いた分を利益として計上して、損益分岐点を計算しなければなりません。

 

 

こちらの商品の場合は、値段が3,200円なので、手数料は320円です。

そのため、手数料を差し引いた2,880円以下で商品を仕入れれば、利益が出るという計算になります!
※送料を加味しなかった場合

 

固定で手数料を計算するので、損益分岐点も計算しやすいですよ◎

補足:同じフリマアプリラクマの販売手数料

メルカリの他に、フリマアプリにはラクマがあります。

楽天が提供するアプリですが、こちらの販売手数料は業界では最も低いです!

 

メルカリが10%に対して、ラクマでは3.5%+税しかかかりません。

例えば、10,000円の商品を出品する場合で、メルカリと比較した場合は以下のようになります。

 

  • メルカリの場合:10,000円-1,000円=9,000円
  • ラクマの場合:10,000円-350円-35円=9,615円

 

600円近い差が出るので、どちらのプラットフォームでも人気がある商品の場合は、ラクマで売り切ったほうが利益になります!

特に、高額商品を転売する場合は、ラクマで販売したほうが良いです。

 

手数料が低ければ、その分利益率がアップしますからね!

安定して稼ぐためにも、ラクマ転売も視野に入れましょう。

ヤフオクの販売手数料

Amazonの次に利用することが多いヤフオクですが、手数料がアカウントの形態によって異なります。

冒頭でも触れましたが、ヤフオクにはプレミアムアカウントが存在します。

 

 

登録時に、様々な特典を受けられるのですが、ヤフオクも例外でありません。

販売手数料は、それぞれ以下の通りになります。

 

  • プレミアムアカウント:8.8%
  • 通常アカウント:10%

 

以前は、プレミアムアカウントがなければ販売することができませんでしたが、現在ではアカウントを持っている人全員が出品できるようになりました。

プレミアムアカウントの登録料は、月額500円程度。

 

ヤフオクメインで転売をすることが多い場合は、登録したほうが吉ですよ◎

私の基準では、月に30個以上売る予定があるなら、プレミアムアカウントに登録したほうがお得です。

まとめ

今回、Amazon・メルカリ・ヤフオクの販売手数料について解説しました。

どのプラットフォームを利用しても、販売手数料は必ずかかります。

 

Amazonの場合は、販売する商品によって手数料が変動するので、FBA料金シミュレーターを使うなどして、事前に手数料を把握しておきましょう。
※損益分岐点の計算に役に立ちます

メルカリについては、固定で10%が引かれるようになっており、足かせになることも多いです…

 

ヤフオクに関しては、8.8%~10%の手数料がかかります。

継続して転売する場合は、プレミアムアカウントに登録して手数料を安くしたほうがいいですよ!