Amazon転売をしている人で、頻繁にFBA納品をする場合、送料がネックになります!
全国に倉庫はありますし、納品先は手続きを進めなければわからないので、概算を出すのも厳しいですよね……。
Amazonの倉庫に納品する場合は、さまざまな配送サービスを利用すると思いますが、納品数が多いならエコムー便がおすすめ!
今回は、エコムー便がどのような配送サービスなのか、本当にFBA納品でお得なのかを解説しますね。
(結論を言うと特定地域の配送に超お得です!)
よくわかる解説
- FBA納品に最適な配送サービス
- 利用者が多く使いやすい
- 最低1,180円から送れる
エコムー便はFBA納品に最適?どういう配送業者?
FBA納品をする際は、ヤマト運輸や佐川急便を使って納品すると思います。
容積重量とサイズによって送料は変わりますが、結構負担になりますよね……。
そこで利用したいのが、エコムー便です!エコムー便は、FBA納品に特化した配送サービスであり、以下の条件を満たすときに、送料が格段に安くなります。
エコムー便が利用できる条件
- 大きさ:160サイズ以下
- 重さ:30㎏未満
以前は、配送できる距離に制限がありましたが、サービス拡大にともないどの地域でも利用できるようになりました。ちなみに、近隣地域であれば、どのサイズでも一律1,280円で配送できます。
160サイズの段ボールを配送する際、近隣地域でも2,000円以上かかるのが主流でした。しかし、エコムー便は一律料金で配送できるため、FBA納品の送料を節約したい人に最適です。
エコムー便を利用するメリットを3つ紹介!
エコムー便は、FBA納品をするなら積極的に利用したいところです。特に、近くのエリアに商品を送る場合は、送料を節約できるため、利用して損はありませんよ。
また、送料が節約できる以外にも、メリットがあるので、利用する前に把握しておいてくださいね◎
エコムー便を利用するメリット
- 佐川急便と提携している
- 160サイズの納品が安い
- ドライバーが直接集荷をする
エコムー便は、外部サービスなので「利用するのが不安……」と思う人もいますが、大手の運送会社と提携を結んでいるので安心しましょう!
佐川急便と提携している
エコムー便は、大手運送会社の佐川急便と提携を結んでおり、安心した集荷依頼ができます。Amazon関連で紹介すると、コストを抑えた配送サービスに、デリバリープロバイダが挙げられます。
ADPと略されることが多いこちらの配送サービスは、Amazonから消費者に送られるときに選択される配送業者ですが、評判は最悪です。
Amazonのデリバリープロバイダ、相変わらずヤバいな。ガスメーターの所に置き配頼んだら入らなかったらしく、無理やり突っ込んでガスメーターの扉開けたまま帰ったぞ。盗まれたら嫌だからそこ指定してるのに意味ないじゃん。
でも最初に来た人は入らなかったら電話くれたしガチャだな。— moominrx (@moominrx) November 29, 2021
デリバリープロバイダで調べると、このような評判が出てきました……。Amazonが配送コストを抑えるために導入しているサービスですが、不在票を入れなかったり、勝手に返送したりするそう。
コストが安いと、このようなトラブルも起きますが、エコムー便は佐川が提携しているので安心です。商品が届かないことはありませんし、最近では全国配送に対応したとのことで、サービスが認知されている証拠です!
160サイズの納品が安い
エコムー便は、送料が安いことから利用する人も増えています。160サイズの段ボールを送る場合ですが、近隣地域であれば1,180円で配送可能です!
ただ、これには条件があり、冒頭でも紹介したとおり容積重量が160センチ以下で、重さが30㎏以下の荷物に限ります。東京から神奈川の小田原FCに商品を配送する場合の送料シミュレーションをすると、以下のとおりになります。
東京→小田原FCの送料※160サイズを送った場合
- エコムー便:1,180円
- 日本郵便:2,060円
- 佐川急便:2,068円
- ヤマト運輸:2,070円
エコムー便以外の配送業者は、どれも同じ相場です。エコムー便は佐川急便と提携しているので、同一県内および隣接県に配送する場合は、エコムー便を使ったほうが送料を節約できます!
僕の場合、まとめてFBA納品をすることが多いので、このようなときこそエコムー便を使うべきですね!笑
(以下が商品を配送する前の事務所の状況です…。)
大量納品をする場合や、近くの倉庫に配送する場合は、エコムー便を使いましょう!
ドライバーが直接集荷をする
エコムー便は、集荷をする際にドライバーが直接指定の住所に来てくれます。自宅でも事務所でも、集荷依頼をすれば、指定の住所に来てくれるのはおすすめです◎
FBA納品をする際は、基本的に集荷依頼をかけることが多いと思いますが、人によっては営業所に持ち込むこともあると思います。
(納品する荷物が少ない場合など)
エコムー便の場合は、依頼をかければ指定時間にドライバーが来てくれるので、営業所に行く手間がかかりません!
また、集荷依頼の時間は申し込み時に指定できます!大手の配送業者でも、指定時間に集荷に来ないことはよくあります。
逆にエコムー便を利用するデメリットは?
エコムー便は、160サイズの段ボールを一律1,280円で送れるのはおすすめです。しかし、エコムー便はデメリットもあるので利用する前に、しっかり把握しておきましょう。
個人的にリサーチしたなかで感じたデメリットは、以下のとおりです。
エコムー便のデメリット
- 当日集荷依頼はできない
- メールのみの問い合わせしかできない
個人的に「これは気になるな」と思ったのは、当日集荷ができない点です。そこまでカツカツに納品スケジュールを組んでいない場合は別ですが、当日依頼ができないのは気になりましたね!
当日集荷依頼はできない
エコムー便を利用する際ですが、前日までの集荷予約が必要です。急ぎで商品を配送しようと思っても、当日依頼は不可能なので注意しましょう。
「佐川対応だから営業所に持ち込めばいいんじゃないの?」と思う人もいますが、これもNGです。
営業所に持ち込んでも、対応してくれません。エコムー便の公式サイトにも記載がありますが、集荷依頼の受付時間は前日の午後6時までです。
また、集荷依頼をするだけではなく、決済が完了していないと、集荷予約は完了しません。例えば、あなたが集荷予約を前日の18時以降にした場合、最短で指定できる時間は、翌々日の午前8時です……。
決済まで完了させることを考えると、依頼をかけるときは前もって予約するようにしましょう。
メールのみの問い合わせしかできない
エコムー便は、佐川急便と提携を結んでいるので、配送については安心して依頼できます。とはいえ、大手の配送業者でも、トラブルが発生します。
その際は、配送業者に問い合わせたいところですが、エコムー便はメールのみの対応しか受け付けていません。
受付時間に集荷に来ない場合でも、電話での対応はできずに、メールにて状況を説明する必要があります。
至急対応が必要な案件でも、ある程度時間がかかるので、結構不便です……。
送料が節約できる点はおすすめできますが、レスが遅かったり、対応が遅れたりする業務的な面はあまりおすすめできません。
エコムー便を使ってFBA納品する手順を解説!
エコムー便は、FBA納品ができる専用プランがあるので、通常よりも安く配送できます!集荷をする際の専用ページが用意されていますが、コストが安い仕組みが書かれています。
160サイズを送ることがあれば、積極的に利用していきましょう。あなたがエコムー便で集荷依頼をかけたいと思っているなら、以下の手順でおこないましょう。
エコムー便の集荷依頼の手順
- エコムー便の公式サイトにアクセス
- FBA納品専用ページにアクセス
- 必要事項を記載する
- 集荷希望日の設定
この手順で進めていけば、エコムー便で集荷依頼ができます!
基本的な手順は、佐川やヤマト運輸と変わりませんよ。
1.エコムー便の公式サイトにアクセス
まず、エコムー便に集荷依頼をかける場合は、公式サイトにアクセスする必要があります。「エコムー便」と調べれば、一番上に公式サイトが出てくるので、そちらをクリックしましょう。
エコムー便は、通常配送にも対応しており、160サイズが1,180円で配送可能です。
※同一地域、近隣地域のみ
しかし、このままでは普通の配送料になってしまうので、Amazon納品の専用ページを開きましょう。
”集荷を依頼する”ボタンではなく、赤枠で囲んでいるバナーをクリックすると、専用ページにアクセスできます!FBA納品をする場合は、こちらのページから手続きをしていきます。
2.FBA納品専用ページにアクセス
バナーをクリックすると、FBA納品の専用ページにアクセスできます。通常の配送よりも料金は安く、160サイズの段ボールで、1,180円で配送可能です。
配送手続きをする場合は、”集荷依頼・お見積もり”のボタンをクリックします。
トップページにあるボタンとは違い、FBA納品専用の集荷依頼ページに飛ぶので、ここから手続きしていきます。エコムー便は、佐川と提携を結んでいるため、通常よりも安く配送可能です。
3.必要事項を記載する
専用ボタンをクリックすると、集荷依頼のページに移動します。依頼日の前日午後6時までは、翌日の集荷依頼が可能で、最短8時~12時の間で指定できます。
※それ以降は翌々日になるので注意しましょう
まず、入力するのは、お客様情報です。集荷を依頼する人の名前と、荷物がある住所を入力します。
また、ここでは支払い方法も入力する必要がありますが、エコムー便では現時点でクレジット決済のみしか対応していません。入力が完了したら、次は集荷希望日の設定です。
4.集荷希望日の設定
基本情報の入力が完了したら、最後に集荷希望日とお荷物の情報を入力しましょう。入力する項目は、集荷希望日と希望の配送時間帯などです。
希望日に関しては、最短で翌日を選択できますが、18時以降でも翌日を選択できるようになっています。しかし、規約上18時以降の集荷受付は対応していないので、選んだところでキャンセルされるので注意しましょう。
希望時間帯まで入力したら、商品情報を入力します。
納品先センターの入力では、荷物を配送したい倉庫を設定します。配送先の選択はできないので、セラーセントラルを見ながら選ぶとよいです。
最後に、荷物の数量や詳細などを入力して、手続き完了です!最終的に、見積金額が出るので、内容に問題なければ、免責事項に同意して進めていきましょう。
以下の規約に同意したら、決済情報を入力するのみです!
これだけで、エコムー便の集荷依頼は完了します!
難しい手続きは一切ないので、お得に配送したい場合は、利用するとよいでしょう。
エコムー便と別の配送業者を比較!お得に利用できる配送業者は?
エコムー便は、FBA納品の送料が業界一安いことから、普段FBA納品で送ることが多い人にとっては、最低な配送サービスです。
ただ、「実際どのくらいお得なの?安いの?」と思う人もいると思うので、各種配送業者と比較しました!今回は、160サイズの段ボールを隣県に送る際の送料を計算しました。
配送で利用することが多い業者は、”日本郵便・佐川急便・ヤマト運輸”の3つです。
それぞれの料金は、以下のとおりです。
東京→小田原FCの送料※160サイズを送った場合
- エコムー便:1,180円
- 日本郵便:2,060円
- 佐川急便:2,068円
- ヤマト運輸:2,070円
エコムー便は、1個あたり1,180円で送れるのに対し、他の配送業者はいずれも2,000円越えです。最も安い日本郵便でも、2,060円かかります。
FBA納品を定期的におこなう場合は、エコムー便を使ったほうがお得です。
しかし、小規模な配送をする場合は、エコムー便のほうが高くなりますし、同一地域以外は送料も高くなります。
1,680円から配送可能で、他の配送業者よりも安いのは事実ですが、地域次第では料金が高くなります。そのため、必要に応じて利用するのが一番ですよ!
まとめ【エコムー便を使って配送をお得に!】
Amazon転売をする場合ですが、FBA納品をすることが多いと思います。本格的に転売をするなら、納品回数も増えると思うので、エコムー便を使うとよいでしょう。
同一地域・隣接する県なら1,180円で納品可能ですし、それ以外の地域だと1,680円から配送できます。FBA納品は、毎回同じ倉庫に配送するわけではないため、近くの倉庫に送る際はエコムー便を利用したほうがよいです!
配送地域によっては、エコムー便のほうが高くなる可能性があるので、使い分けることが重要です◎