「転売で効率よく仕入れる方法を知りたい!」
「利益が出る商品を見つけるためにはどうしたらいい?」
前回の記事では、メルカリ転売の違法性について説明しましたが、その中でも偽ブランド品について大きく取り上げました。
偽ブランド品は仕入れ値が安く、大きな利益を出せる夢のような商品ですが、違法性が高いので仕入れるのは絶対にやめましょう!
- ヤフオク仕入れをするならオークファン
- Amazon仕入れに使えるのはモノレート
- 市場を知ることが転売で成功する近道
商品を効率よく仕入れるために意識したいこと
仕入れをするときですが、当然ながらリサーチを必ず行いましょう。
また、”新品を扱うか、中古を扱うか”で大きく変わってくるので、その辺も意識したいところです。
今回は、中古品を仕入れる時の説明ですが、効率よく利益を出したいと思ったら、以下のポイントを意識しましょう。
意識すべきポイント
- 利益率
- 回転率
まず、仕入れを行うときは商品の利益率を計算します。
リサーチの段階で、商品を仕入れたらいくらの利益が出るかの計算をしないと、損切・原価割れする可能性もありますからね!
例えば、仕入れ値が2,000円で3,000円で販売すれば売り上げは1,000円です。
手数料等を引いて、800円の純利益が出た場合、利益率は40%になります。
しかし、仕入れ値20,000円の商品が25,000円で売れた場合、売り上げは5,000円。
手数料を引いて、4,000円程度の純利益が出た場合、利益率は20%です。
転売はリサーチがすべて!方法を解説します!
利益率と回転率は、転売で重要だということが分かったところで、リサーチ方法を紹介します!
結論から言うと、転売はリサーチが全てといっても過言ではありません。
というのも、リサーチをしなければ仕入れる商品がわかりませんし、うまく利益を出すことができずに損をしてしまう可能性があるからです。
”転売は稼げない””利益がうまく出ない”という人は、リサーチをせずに仕入れた人のことを指します。
面倒だと思う人も少なくありませんが、リサーチをしないことには転売で儲けることはできませんよ!
少しでも利益を出したいと思っているなら、以下を意識しましょう。
転売のリサーチで重要なこと
- 需要があるかどうかの需要調査
- 市場調査
- プラットフォーム別の市場調査
- Amazonで価格推移を把握する※モノレート
ここまでして、初めて商品を仕入れるというステップに進めます。
念入りにしないと、損切・原価割れ等から、損をしてしまうことになるので要注意です!
需要があるかどうかの需要調査
まず、大前提として行う必要があるのが、需要があるかどうかの”需要調査”です。
商品の需要がなければ、仕入れても売れませんし利益につながりません。
原価が10円で仕入れることができた商品があっても、購入者がいなければないに等しいですからね…
世間でどのような商品があるのか把握しないと、仕入れる段階には至りませんよ!
世間で、一世を風靡して社会現象になった妖怪ウォッチ。
当時、店頭に並べば即完売していた商品であり、Amazonでも品薄状態が続いていました。
仕入れルートを確保して、仕入れることができれば即売れするという商品でした。
しかし、今ではその人気も落ち着いてきて、リサイクルショップやおもちゃ屋でもヤードセールとして売られていることがほとんどです。
市場調査
需要を調べたら、次は市場調査を行いましょう。
この市場調査というのは、仕入れをする上で最も重要なことです。
市場調査で比較する場所
- Amazon
- ヤフオク
- メルカリ
- ラクマ
- 実店舗
基本的には、ネットで仕入れることが多いのですが、中古商品をメインで仕入れる場合は実店舗も視野に入れるべきです。
仕入れる場所によっては、値段が大きく変わることがありますし、商品の状態によって価格帯は大きく変動します。
実店舗仕入れをするときですが、まれに商品価値を把握しないで販売していることがあります。
前の章でも紹介した、この商品。
こちらは、ハードオフで10,000円で仕入れた商品ですが、ヤフオクで検索してみると50,000円で売れていた履歴がありました。
何かの間違いだろうと思って、「この価格で大丈夫ですか?」と店員さんに聞いたほどです。
数年前の販売価格だったので、少し値下げをして損をしない範囲での仕入れを行った結果即売れしました。
賢く稼ぐためには、複数のサイトや店舗をはしごして、適正な市場調査を行うことが重要ですよ!
プラットフォーム別の市場調査
市場調査が完了したら、次はプラットフォーム別で市場調査を行わなければなりません。
転売で使うことが多いプラットフォームは以下の通り。
メインで使うプラットフォーム
- Amazon
- ヤフオク
- メルカリ
- ラクマ
Amazonについては後述するとして、”ヤフオク・ラクマ”の市場調査をするには、オークファンを使うと良いです!
ネットオークションの市場調査をすることができ、どの商品がどのくらいの価格で落札されたのかということを把握することが可能です。
お金の動きを把握するためには、ぜひ利用しておきたいので、国内で転売をする人は必見です!
さらに、オークファンは、以下のプラットフォームの平均販売価格を知ることが可能。
- ラクマ
- モバオク
- Amazon※要有料会員登録
- eBay※要有料会員登録
サイト別で、価格差をそれぞれ知ることができるので、非常にオススメです!
転売で、落札相場や販売価格を知っていれば、仕入れる時に利益率・利益額を把握することができ、価格も設定しやすいですからね!
Amazonで価格推移を把握する※要モノレート
Amazonの販売のプラットフォームで使う場合は、価格推移を把握しましょう。
その時に役に立つのが、モノレートです。
モノレートは、以下の内容を確認することが可能です。
・商品相場
・出品数
モノレートの基本的な使い方を解説!
モノレートが転売で役に立つツールということが分かったところで、基本的な使い方について解説します!
使い方をマスターすれば、リサーチのスピードも上がりますし、効率よく転売をすることができますよ!
モノレートを使う手順は以下の通りです。
モノレートを使う手順
- ホームページにアクセスする
- 検索欄に商品名、ASIN、JANコードを入力する
- 検索結果から商品を探す
この手順で簡単に利用することができるので、それぞれ解説していきます!
まず、モノレートのホームページにアクセスして、検索したいワードを入力しましょう。
今回は、私の娘も好きな”すみっこぐらし”で検索してみたいと思います。
条件を指定して”グラフを見る”をクリックすると、以下のページが表示されます。
この検索条件で、約15万件の商品がリストアップされています。
条件をもう少し絞りたいなら、「商品名+型番」等で検索すると、求めている商品が見つかりやすくなります。
気になる商品を見つけたら、商品名をクリックしてグラフを表示させましょう!
前述した通り、価格帯や出品者数、売れ筋などをこのグラフから把握することができます!
モノレートのグラフの見方を解説します!
モノレートでは、”最安値・出品数・ランキング”の3つを確認することができます。
一番上のグラフは、最安値のグラフであり、出品するときの価格選定の基準になります。
先ほどの勝因の場合、新品商品の原価割れが生じていますね!
人気のある商品なので、メーカーや代理店が価格帯を下げたことが理由として考えられます。
理想としては、最安値の段階で仕入れて最高値で出品するのが、利益が出る最短方法です!
要は、平均相場よりも安い価格で仕入れることができれば、利益につながりやすいということです!
次に出品数のグラフですが、Amazonにどのくらい在庫があるかを示す指標です。
出品者が多ければ多いほど、ライバルが多いということになるので、売れにくい可能性があります。
この商品の場合新品価格で10人程度のライバルがいますが、あなたが市場価格よりも商品を仕入れることができた場合、ライバルよりも安く出品すれば、売れる可能性も高いです!
価格差が大きいほど、売れる可能性が高まるので、意識したいポイントです。
最後に、ランキングのグラフですが、Amazon転売ではこのグラフが最も重要になってきます。
ここで見るべきなのは、ギザギザした山ができているかどうかです。
山ができている商品ほど需要があって売れる商品ということなので、この商品の場合は仕入れて問題ありません。
特に、11月以降は頻繁にギザギザしているので、需要が高まってきた証拠です。
また、このグラフですが、期間を指定することが可能。
基本的には3か月のスパンで見ることが多いのですが、全体的な相場・需要を調べるためには”すべて”を指定することもあります。
さらに、Amazonには新品・中古の商品があるのですが、そちらも指定することができます。
人によって異なりますが、個人的には中古商品を仕入れたほうが、商品を仕入れる幅も広がると思いますね!
初心者がやりがちなのが、”中古仕入れをしているのに新品のグラフで相場を判断してしまう”ということです。
新品と中古ではグラフに大きく異なりがあるので、注意しましょう!
グラフの下に行くと、上記で紹介した商品の推移を一覧で見ることができます。
ランキングのグラフのギザギザと、この一覧を駆使すれば仕入れて良い商品なのかどうかがわかります!
一覧のこの位置に注目してほしいのですが、12月13日から14日にかけて11個→9個になっていると思います。
これは、新品の商品が2個売れたということです。
それ以降の日付を見ても、継続的に商品が売れていることがわかります
頻繁にギザギザしているグラフの商品ほど、このような推移になっているので、市場価格を調べて安ければ仕入れたいものですね。
まとめ
転売をする際に、どういうフローでリサーチをすればいいのかということを解説しました。
転売は、リサーチをしないと商品の相場を知ることができませんし、仕入れたところで120%失敗します。
今回紹介したリサーチの方法を駆使すれば、効率よく商品を仕入れることができるので実践しましょう!
少しでも、転売で利益を出したいと思っているなら、リサーチに一番時間をかけるべきですからね!
次の記事では、転売をする場合の仕入れ先について解説します!
リサーチをしたら、仕入れをしなければなりませんが、その仕入先によって転売で稼げるかどうか決まってくるので、必見です!
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