「メルカリ転売は違法なの?」
「違法性のある商品を知りたい!」
メルカリはフリマアプリの一種であり、認知度も高まってきて利用している人が多いです。
最近では、物販ビジネスの販路として使う人も少なくありません!
- 違法性のある商品を転売するとアウト
- メルカリは偽ブランド品が多い
序章:メルカリ転売って実際どうなの?
メルカリ転売をするときは、仕入れでも使えますし、販路としても使うことが可能です!
実際、私もメルカリを使って転売を行っていたのですが、ブックオフで仕入れたこちらの商品。
仕入れ値は、10,000円でしたが、2万円程度で売れました。
手数料等を差し引いて、約1万円程度の純利益が出た商品です。
コツさえ掴めば、誰でも稼ぐことができるので、メルカリ転売は初心者向けでもあります!
少しでも、物販ビジネスで利益を出したいと思っている人は必見ですよ!
メルカリ転売に違法性はあるの?
結論から言ってしまうと、違法性はありません。
規約上では、メルカリで仕入れた商品を転売するのは禁止されています。
しかし、別のプラットフォームで販売すれば問題ありませんし、仕入れ先がメルカリかどうかなんて購入者は気にしません。
ただ、メルカリで仕入れた商品をメルカリで転売する場合は、規約違反に該当して削除されることがあります。
仕入れた商品をそのまま転売する際ですが、仕入れ値以下で出品しないと、ペナルティを食らう使用になっているのです。
メルカリ転売が違法行為に該当する条件
メルカリは、普通に利用する分には違法性はないので、転売をしたところで違法行為に該当することはありません。
しかし、メルカリを使って逮捕されたという事例もあり、イレギュラーな使い方をしたら違法行為に該当する場合もあります。
違法行為に該当する事例
- 窃盗品を販売する
- 違法商品を販売する
- 偽ブランド品を販売する
これらが、違法行為に該当します。
最近では、コンサート等のチケットも”チケット不正転売禁止法”で禁止されているので、転売した時点でアウトです。
窃盗品を販売する
これはメルカリ云々というよりは、どのプラットフォームで行っても違法行為です。
2018年の事件がきっかけで明るみになったことですが、民家からブランド品等31点を窃盗して販売したというもの。
250万円程度の利益を出していたというので驚きですよね…
窃盗するのは悪いことですが、最近では以下の犯罪も横行しているようです。
学校に忍び込んで、バット・野球ボールを窃盗して転売するというもの。
仕入れるお金がかからないという点ではよいと思いますが、完全に違法行為です。
当然、この記事を読んでいるあなたは窃盗品を売らないと思っていますが、売ったら重罪になることを把握しておきましょう。
違法商品を販売する
まず、違法商品の販売ですが、数年前に行われていたのは現金の出品です。
”現金を販売してどうするの?”と思う人もいると思いますが、マネーロンダリングの一種としてメルカリを使っていた人がいます。
当時横行していたのは、1万円札3枚を3万5,000円程度で販売するというもの。
その商品をクレジットカードで購入して、現金化するという方法です。
クレジットカードのショッピング枠を使って、現金化するという典型的な違法行為なので、”出資法違反”の罪に問われたそうです。
当時は、違法と知らずにやっている人もいたようで、この一件があってから全てのフリマアプリで現金出品が禁止されました。
偽ブランド品を販売する
近年横行しているのは、偽ブランド品を販売するという犯罪です。
韓国・中国等から、ブランド品を仕入れてメルカリで転売するというもの。
高級ブランド品から、安価で手に入るようなブランド品まで、違法と知りながら販売している人がいるのです。
”商標法違反”に問われることがあり、日本人の”ブランド志向”に目を付けた、フリマアプリらしい犯罪といえるでしょう。
最近では、スタバの偽スマホケースを輸入して販売したというニュースが新しいです。
バレないと思って販売していると思いますが、正式に鑑定すればすぐにわかること。
例え、パロディー品として販売したとしても、商標法違反に該当するので、注したいところです!
安く仕入れて高く売ることができる理想の商品ですが、違法性が高いので仕入れないのが一番ですよ!
補足:メルカリに出品されている偽ブランド品の例
メルカリには、多くの偽ブランド品が出品されています。
そもそも、ブランド品は正規のお店で購入しないと信用性がありませんし、メルカリで購入すること自体ナンセンスですけどね…
とはいえ、一番悪いのはメルカリで偽ブランド品を出品している人です。
今回は、メルカリに出品されている偽ブランド品の例を紹介していきたいと思います!
高級ブランド”クリスチャンルブタン”の偽物です。
これのどこが偽物なの?と思う人もいると思いますが、注目すべきなのは写真にある赤いカードです。
こちらは、正規のお店で購入すると付属しません。
偽ブランド品を製造する工場が”ギャランティカード”として、信用性を持たせるために作ったもの。
こちらは、おそらく正規品だと思われる商品の付属品です。
納品書や説明書等がついているので、正規品の可能性が高いです。
しかし、最近ではこの納品書を高値で販売する業者もいるので、付属しているからといって本物とは限りませんよ!
確実に本物を手に入れたい場合は、正規代理店や正規店で購入することをオススメします!
まとめ
メルカリ転売の違法性について解説しましたが、転売すること自体は違法ではありません。
しかし、取り扱う商品によっては違法性があるので注意したいところです!
違法性がある商品
- 窃盗品
- 違法商品
- 偽ブランド品
特に、この中でもメルカリで多いのが偽ブランド品です。
韓国等では”スーパーコピー”として、本物と見分けがつかないような商品も多く存在します。
1万円~2万円で仕入れることができて、正規品と偽れば数万円の利益を出すことができるわけですから、転売ヤーにとっては最高の商品です。
しかし、商標法違反に該当しますし、実刑判決を食らうこともあり得るので、仕入れないのが無難です。
リスクを抱えて仕入れをするくらいなら、多少リサーチして、利益が出る商品を仕入れるようにしましょう!
転売で利益が出る商品の探し方については、次回のパートで紹介します!