せどり・転売では、作業を効率化することができるツールが非常に多く存在します。
その中でも、電脳せどりをしている人に紹介したのが、Keepaというツールです。
「Keepaってどういうツール?」
「Keepaを使ってせどりを効率化する方法を知りたい!」
「Keepaでせどりを効率化できるの?」
この様な悩みを抱えている人がいると思うので、今回はKeepaを使って電脳せどりを効率化する方法を解説していきたいと思います!
様々なツールがある中で、Keepaはかなり使いやすいツールですし、初めてせどりをする人でも十分使いこなせますよ!
そもそもKeepaとは?:序章
Keepaについて知らない人のために、簡単に概要を説明すると、電脳せどりを効率化することができるツールです。
様々な機能がありますが、具体的には以下が挙げられます。
- 価格変動・Amazonの在庫状況をグラフで見れる
- 価格トラッキングを利用できる
しかし、グラフ等を見ると、モノレートと変わらない部分があります。
実際、Keepaを使おうと迷っている人の中には、”何が違うのかわからない”という人も多く、その理由から使わない人も少なくありません。
僕もその一人でしたが、実際に使ってみると「なんで今まで使っていなかったんだろう…」と後悔しましたね。
特に、せどり・転売をしたいと思っているなら、Keepaは利用したほうが良いですし、必須ツールといっても過言ではありません。
Keepaを使うメリットを3つ紹介します!
Keepaはせどり・転売に使うことができますが、メリット・デメリットを解説します!
通常のせどりツールに比べると、仕入れ・リサーチを簡易化することができるので非常にオススメです!
具体的なメリットですが、以下が挙げられます。
Keepaを使うメリット
- グラフが充実している
- Amazonの商品ページで閲覧できる
- お知らせメールが配信される
この中でも、グラフの種類が充実してるのは非常に便利な点です。
商品価格・売上の推移を一目でチェックすることができますし、パソコンでリサーチすることがあればかなり効率的です!
モノレートの場合は、サイトに飛ばなければなりませんし、複数の商品をリサーチするときはパソコンが重くなることもあります。
しかし、KeepaならAmazonページでグラフを閲覧することができるので、非常にオススメです!
グラフが充実している
まず、Keepaはグラフの種類が非常に充実しています。
上記は、Keepaを導入した際に、Amazonのページに表示されるグラフですが、様々な線があることがわかると思います。
こちらは、それぞれ以下のグラフを示しており、本来モノレートで確認することをAmazonページで確認可能です。
- Amazonの販売値推移
- 新品販売値推移
- 中古販売値推移
一つのグラフだけで、これらを一度にチェックすることができるのでかなり効率が良いです。
商品リサーチをする際は、価格推移や最安値を調べて商品を仕入れるかどうか決めると思います。
特に、新品・中古のどちらも仕入れている人からすると、このグラフは商品を仕入れるためにかなり使い勝手の良いグラフです。
価格が下落したかどうかが一目でわかりますし、商品を仕入れたほうが良いのかどうかが一目で確認できますよ!
Amazonの商品ページで閲覧できる
Keepaは、Googleの拡張機能としてインストールすることができるのですが、Amazonページを開くと自動でグラフが表示されるようになります。
本来は、サイトにアクセスして検索しなければなりませんが、ブラウザに導入することでAmazonページに表示されます。
こちらは、Keepaを導入した際のAmazonのページです。
”このグラフはモノレートと変わらないのでは?”と思う人も少なくありません。
しかし、モノレートの場合は、ASINをコピーしてモノレートに張り付けて検索しなければなりません。
さらに、店舗せどりをする際は、”せどりすと”などを使って、バーコードを読み込んでリサーチをすることが多いですが、電脳せどりではバーコードが表示されないので、自力で検索するしかありません。
Keepaを導入したら、以下の手順でグラフを確認できます。
- 調べたい商品を検索する
- 商品ページを開く
この2つの手順で検索すれば、グラフを閲覧できるので非常に便利です!
Keepaを導入することで、売れ筋等を簡単に把握することができますし、効率よく商品を見つけることができますよ。
お知らせメールが配信される
最後に、お知らせメール機能です。
こちらは、アマコード等でも設定することができる項目ですが、Keepaで目標金額を設定しておくと、金額を下回った際にメールで通知を受け取れるようになっています。
Keepaは、会員登録しなくても利用できますが、登録すると価格トラッキング機能等を利用可能です。
登録の際に、メールアドレスが必要になり、お知らせメールを登録した際に設定したメールアドレス宛に届きます。
商品をタイミングよく仕入れる場合は、価格変動を分析する際に、通知メールが役に立ちます。
こちらの機能は、モノレートにはありませんし、Keepaのみにある機能です!
Keepaのお知らせメール機能を活用することで、以下のメリットがあります。
- 仕入れタイミングを逃さない
- 損切の時期を間違えない
- 相場を適切に調べることができる
特に、仕入れタイミングを逃さないというのは良い点だと思います!
狙っている商品があれば、商品価格差をチェックして調べると良いです!
補足:有料プランで使えるお得な機能を紹介!
Keepaには有料プランがありますが、その中でも特にオススメな機能が存在します。
それは、”キーワード検索ページでグラフを表示する”機能です。
本来、商品ページでしか閲覧できないグラフが、キーワード検索ページで表示されるようになります。
実際に、”任天堂Switch”を検索してみました。
すると、このように商品一覧で表示されるのですが、ここにカーソルを合わせます。
※商品画像に
本来は商品ページを開かなければなりませんが、有料プランの場合はカーソルを画像に合わせるだけで画像が表示されます。
右下にグラフが表示されているのですが、こちらは商品ページで表示されているものと同じものです。
商品ページを開く手間もありませんし、検索ページで気軽にリサーチができるようになるのでかなりオススメ機能です!
(むしろこの機能だけのために課金してもいいかもです。)
Keepaで実感した2つのデメリット!
Keepaは、メリットもありますが、デメリットも存在します。
便利なツールですし、十分せどりに使うことができると思いますが、人によってはデメリットに感じることも…
僕自身、Keepaを使っていて感じたデメリットは、以下の通りです。
Keepaを使って感じたデメリット
- 使用できないブラウザも存在する
- 一部機能に課金が必要
Keepaは、無料登録で利用することができるものもありますが、ツールによっては課金しなければならないので注意しましょう。
さらに、利用しているブラウザによってはKeepaを使うことができません…
基本的に、Google Chromeで拡張機能としてインストールして使うことになるので、Google Chromeを使っておけば問題ないです!
使用ができないブラウザも存在する
まず、Keepaですが使用できないブラウザも存在します。
使えるブラウザは、以下の通りです。
- Google Chrome
- Fire Fox
- Opera
- Edge
基本的には、この4つのブラウザでしか使うことができません。
いずれも主要のブラウザになっているので、特に不自由することはないと思います。
しかし、MacBook等で使うことが多いSafariには対応していません。
普段からSafariを使っている人は、別のブラウザを使用する必要があるので注意しましょう。
僕の場合は、メインの端末がSafariだったので、Keepaを使うときのみGoogle Chromeを利用しています。
ブラウザをインストールするだけなので手間はかかりませんが、使えるようになるまで時間がかかりましたね‥笑
メインブラウザが、上記で紹介したものなら問題ありませんが、別のブラウザを使っている場合はそれぞれインストールすると良いでしょう。
ちなみに、Google Chromeは拡張機能として利用でき、インストールするだけで使えるようになるのでオススメです!
一部機能に課金が必要
最近になって、Keepaを使い始めた僕は、以前全機能が無料で使えるとは知りませんでした…
現在、Keepaでは一部機能が有料課金しなければ使うことができません。
料金は、月々1,900円であり、結構痛手になります。
機能をフルで使いたい人は、課金する必要があるので注意しましょう!
課金して利用できるツールは、以下の通りです。
Keepaに課金すると利用できるツール
- 売れ筋ランキングの推移
- カートボックス価格推移※商品一覧の価格推移
- 出品者の増減グラフ
これらの機能が以前は無料で使えたそうですが、今では課金しなければなりません…
特に、”出品者の増減グラフ”は使う頻度が多いですし、かなりのデメリットになります。
現在は、商品価格の推移と新品・中古価格の推移を調べるのは無料です。
しかし、在庫の上限を調べるには、有料課金をするかモノレートで確認しなければなりません…( ;∀;)
課金すればいいですが、モノレートで確認できるならする必要はありませんね!
しかし、Keepaで一括管理したい場合は、課金するのもありです。
Keepaを使い始めるタイミングを紹介します!
Keepaですが、Amazonで商品価格を仕入れる際に、積極的に使いたいツールです。
しかし、「どのタイミングで使えばいいの?」という人も多いと思うので、タイミングについて解説していきたいと思います!
最も使えるタイミングは、”Amazonの刈り取りせどり”をする際に行ったほうが良いです。
様々なせどりがありますが、刈り取りせどりは再現性が高いので初心者でも簡単に実践できます。
【刈り取りせどりとは】
Amazonで販売されている商品を仕入れて、Amazonに転売する方法
Keepaでは、お知らせメールを通知することができると紹介しましたが、設定していた価格まで下がった時に、刈り取りを行います。
Keepaを使って刈り取りせどりをする際は、以下の手順で行いましょう。
Keepaで刈り取りせどりを行う手順
- 仕入れたい商品をKeepaに登録する
- 指定の金額まで商品が下がり通知が届く
- 商品価格差を把握して仕入れる
目的の金額まで下がった際に、即座に仕入れてAmazonに横流しするだけで利益が発生します。
この手法の場合は、通知が来た時点で仕入れればいいだけなので、金額を調べなかったとしても、効率よく仕入れることが可能です。
こちらを利用するには、Keepaに無料登録しなければなりません!
少額でも、利益を出したいと思っているなら登録すると良いでしょう。
また、刈り取りせどりはAmazonで規制されているので、する際は自己責任です!
規制にかからない方法もあるので、そちらも改めて別の記事で解説しますね!
Keepaの使い方手順を紹介します!
Keepaの基本的な知識や、メリットデメリットについて理解したところで、使い方手順を解説していきたいと思います!
せどり・転売を本格的に行いたいと思っているなら、Keepaを使って損はありません。
主な使い方手順は、以下の通りです。
Keepaの使い方手順
- ブラウザにインストールする
- 表をチェックする
- お知らせメールを設定する
- 言語を設定する
これらの流れで使用していけば、Keepaをマスターできます!
グラフの見方等は、モノレートと変わりませんが、Amazonの商品ページに表示されるというメリットもあるので、利用を検討している人は要チェックです!
①ブラウザにインストールする
まず、Keepaを使いたいと思っているなら、ブラウザにインストールしましょう。
一般的に使うことが多い、Google Chromeを使ってインストール手順を解説していきます!
Google ChromeにKeepaをインストールする手順
- GoogleでKeepaを検索する
- Google Chromeの公式サイトを開く
- Chromeに追加を選択する
この手順で簡単にインストールすることができます。
まず、Keepaをインストールするために、Keepaを検索しましょう。
複数のサイトが表示されますが、その中でも選びたいのは”chrome.google.com”のアドレスのサイトになります。
こちらのサイトをクリックすると、Keepaをインストールすることができる画面に移動します。
すると、右上に”chromeに追加”というボタンがあると思うので、そちらをクリックしてインストールを開始しましょう。
濃いtらは、ソフトウェアではなく、”拡張機能”に分類されます。
追加のボタンを押すと、このように追加の有無が表示されます。
”拡張機能を追加”というボタンを押せば、インストールが完了するので、Amazonの商品ページを開くとグラフが表示されるようになりますよ。
②表をチェックする
Keepaのインストールが完了したら、Amazonの商品ページでグラフをチェックできるようになります。
最近価格が高騰している、”任天堂Switch”のページを見ることにしました。
すると、商品一覧のページに、Keepaのグラフが表示されるようになります。
※商品画像や説明文の下に表示される
こちらのグラフの見方ですが、それぞれ以下の通りです。
- オレンジ線:Amazon公式の販売値推移
- 青色線:新品商品の販売値推移
- 黒色線:中古商品の販売値推移
このグラフで見たいのは、オレンジ線と青色・黒色線の乖離です。
こちらのグラフの場合、公式の値段よりも価格が離れていることがわかります。
①が、Amazon公式の価格推移であり、高くても35,000円台までしか上昇していません。
②は、現在のAmazon市場の中古・新品価格です。
コロナの影響もあって、商品価格が公式の二倍になっていることがわかりますね。
つまり、これらのグラフ以下の値段で仕入れることができれば、利益になる商品を見つけられるということです。
※オレンジ線以下の値段の商品を見つければ良い
刈り取りせどりを行う場合は、商品需要が一時的に落ちることを見計らって仕入れることが重要です。
Switchが生産されて、市場にあふれるようになると、購入できる人が増えて価格が下落されることが予想されます。
この場合、プレ値で販売しても売れる可能性は低ので、徐々に価格が下落していきます。
最終的には、公式販売よりも値段が下がるので、その際に仕入れるのが一番です!
③お知らせメールを設定する
刈り取りせどりを検討しているなら、お知らせメールを受け取る必要があります。
お知らせメールを受け取るには、Keepaに会員登録しなければなりません。
”トラッキング商品を管理する”というボタンをクリックすれば、会員登録することができるページに移動します。
※Keepaの公式ページです
こちらで、トラッキング(メール通知)に必要な情報を入力して、会員登録を済ませましょう。
右上のログインというボタンを押すと、会員登録の画面に移動します。
アカウントの登録には、メールアドレスを入力する必要がありますが、アカウント連携による登録も可能です。
アカウント連携には、以下を使うことが可能です。
- Amazon
Amazonで使うことが多いので、Amazonで連携すると良いでしょう。
アカウント連携をクリックすると、こちらの画面が開きます。
ここに、Amazonで使っているアカウント情報を入力すると、連携が完了します。
すると、アカウント認証をするために、Keepaからメールが届きます。
そこに記載されているURLをクリックした時点で、本登録が完了です。
登録が完了すれば、先ほど紹介した”価格トラッキング”を利用できるようになります。
もう一度、商品ページに戻ってページを更新し、”トラッキング商品を管理する”というボタンをクリックしましょう。
するとこのような画面が表示されるのですが、英語ですべて表記されています。
このまま使うのも良いですが、かなり使い勝手が悪いので言語設定を行いましょう。
④言語を設定する
拡張機能をインストールした段階では、日本語表記になっていますが、価格トラッキングを設定する際に、メールアドレスを登録すると英語表記に変わります。
使い勝手が悪いので、これから紹介する手順で日本語表記に変えましょう。
商品ページの画面を開き、Keepaの”Settings”という項目をクリックします。
すると、Keepaの全体的な設定ができますが、”Add-on Setting”という項目に、言語を指定することができるものがあります。
こちらに、日本の国旗があると思うので、クリックします。
クリックしただけでは更新されないので、商品ページをF5で更新しましょう。
すると、商品ページが更新されて、日本語表記に戻ります。
少し順番が前後しますが、先ほど紹介したメール通知設定の説明をします。
この様な画面が表示されるのですが、それぞれか価格を設定で可能です。
”Amazon価格・新品価格・中古価格”を指定し、”トラッキング開始”というボタンを押すと、メールが届くようになります。
トラッキング対象の期間次第では、指定期間中はずっとメールで通知が届くようになるので要注意です!
市場価格を設定しておけば、値下がりした時点で通知が届くので非常にオススメです!
補足:その他Keepaで設定できること
Keepaでは、言語の設定をすることが可能ですが、その他の設定も可能です。
日本語設定をした後に、再度”設定”というボタンをクリックしましょう。
すると、Keepaの様々な設定をすることが可能です。
チャートの外観というものでは、表示するグラフの種類を選択できます。
例えば、こちらで表示されているグラフですが、”新品の価格推移だけが見たい”という場合は、新品のみを選択すると良いでしょう。
さらに、期間指定も可能なので、モノレートの代わりとして使えるのが理解できますね!
こちらは、”期間指定1か月、新品商品のみ”のグラフ設定です。
新品商品の価格推移が一目でわかりますね。
ここ1か月で商品価格が上昇していますが、ピーク時に比べると下落しているので、生産が開始すると徐々に価格が下がることが予想されます。
この様に期間指定をして、カスタマイズすればKeepaの使い勝手がさらに良くなります。
※設定後はF5で更新するのを忘れずに!
Keepaを使ってできることは?
Keepaは、せどり・転売で利用している人も少なくないと思いますが、せどりをする際に非常に役に立ちます。
中でも、Keepaを使ってできることは以下の通りです。
Keepaを使ってできること
- 様々なグラフを表示手着る
- 価格トラッキング
他にも利用できる機能は存在しますが、一旦はこれらの機能を利用しておけば問題ありません。
利用頻度が薄い機能もあるので、そちらの説明は省略しますね。
グラフを表示できる
まず、Keepaで最も利用頻度が多いのが、”グラフ表示機能”です。
こちらの機能は、会員登録する必要なく、Keepaをインストールした時点で、Amazonの商品ページに表示されます。
表示されるグラフは、先ほども紹介した以下のようなグラフです。
色によってグラフが分けられているのですが、オレンジ色のAmazon公式出品のグラフが2月以降表示されていないのがわかります。
こちらは、公式で販売している在庫がないことを示しています。
その他のグラフは、途切れることなく線が続いているのですが、こちらは在庫がある証拠です!
こちらのグラフを見れば、Amazonの商品価格を一目で把握できるので、商品相場をページを検索するだけで簡単に見つけることができます!
補足:その他Keepaで表示されるグラフ
Keepaですが、全機能無料で利用できたところを、今では課金しなければなりません。
グラフ機能の中には、課金しないと表示されないものもあるので注意しましょう!
各グラフに、”鍵マーク”が付与されていると思いますが、そちらをクリックすると、有料プランに案内されます。
月額課金制であり、月々1,900円を支払わなければなりません。
それぞれ、このようなグラフがアンロックされるのですが、使う頻度が多いのは”売れ筋ランキング”というものです。
こちらのグラフは、モノレートで言う以下のグラフになります。
商品が売れているかどうかを判断するグラフであり、Keepaでも最も使うことが多いグラフです。
ギザギザが多ければ多いほど、商品が売れているという証拠です。
その他、優良プランに課金しないと表示されないグラフは以下の通り。
- カート価格推移
- 新品アイテム数
- 中古アイテム数
- コレクターアイテム数
- レビュー数
中でも、商品を仕入れるリサーチの基準になるのは、”売れ筋ランキング・新品、中古アイテム数”です。
こちらの機能を課金しないと使えなくなったのは、かなり痛いですね…( ;∀;)
しかし、使えない部分はモノレートを使って補えば問題ありません!
ただ、モノレートでは情報連携がうまくできていないこともあり、実際の売れ筋とデータが異なることもしばしば…
精密なデータで仕入れる商品を分析したいと思っているなら、優良プランを契約するのも方法の一つです!
僕は、モノレート+Keepaで事足りているので、無料プランのまま利用しています。
価格トラッキング
Keepaといえば、価格トラッキング機能を利用しなければなりません。
価格トラッキング機能は、前述したので詳しい内容は省きます。
トラッキングとは、”追い続ける”という意味合いがあり、設定した金額まで下がるまで価格を追い続けて、指定金額まで下がった際に通知が飛びます。
この様に、商品別に簡単に設定することができるので、市場価格と合わせて設定すると良いでしょう。
ちなみに、トラッキング機能を利用する際は、会員登録をしなければならないので、前述した手順で登録すると良いです。
Keepaでトラッキング設定をする2つの方法
トラッキング機能ですが、刈り取りせどりをする際は、商品価格の推移を逐一で知りたい場合に役に立つ機能です。
Keepaのトラッキング設定ですが、大きく分けて二つ存在します。
Keepaのトラッキング設定
- 商品を手動で登録する
- ほしいものリストから登録する
前者の場合は、商品を一つ一つ登録しなければならないので手間がかかります。
まとめて商品を登録したいと思ったら、ほしいものリストを活用しましょう。
①商品を手動で登録する
こちらの手順は、先ほど紹介した手順と同様なので、簡単に説明します。
商品を登録する手順は、以下の通りです。
トラッキング設定する手順
- トラッキング設定したい商品のページを開く
- Keepaの”商品トラッキング”という項目を開く
- 各商品価格のトラッキングを設定する
- トラッキング開始を押す
まず、トラッキング設定したい商品ページを開きましょう。
すると、Keepaのグラフが出てくると思いますが、その中で”商品のトラッキング”というページをクリックします。
すると、先ほど紹介した価格設定の画面に移動します。
”Amazon・新品・中古”価格のいずれかに、トラッキング設定をすることが可能です。
価格を設定したら、”トラッキング開始”のボタンを押すだけです!
指定した価格まで下落したら、メールにて通知してくれます。
②ほしいものリストから登録する
Keepaで商品登録をする際ですが、手動で一つずつ登録しなければなりません。
それではかなり手間ですし、商品数が多ければ多いほど時間がかかります。
そこで活用したいのが、ほしいものリストのトラッキング設定です。
具体的な手順は、以下の通りです。
ほしいものリストのトラッキング手順
- トラッキングリ設定したい商品を欲しいものリストに追加する
- Keepaに登録したい商品を選択する
- その他→リスト設定をクリック
- 公開設定を”公開”にする
- Keepaのページを開いてトラッキングからほしいものリストを選択
- 指定のURKを張り付けて送信するをクリック
- トラッキング開始をクリック
1つずつ商品を登録するよりも時間がかかりますが、商品数によってはまとめて登録したほうが効率よく登録できます!
まず、Keepaに登録したい商品を欲しいものリストに追加しましょう。
ある程度、商品を追加したら”アカウント&サービス”からほしいものリストを選択します。
そして、Keepaに登録したいほしいものリストを選択しましょう。
リストをクリックしたら、その他から”リストの設定”というボタンをクリックします。
すると、公開・非公開の設定画面が出てくるので、変更ボタンを押しましょう。
変更した時点で、”変更の保存”をクリックしてリスト保存は完了します。
ステータスが公開に変更されていることを確認したら、公開した商品リストのURLをコピーします。
そして、Keepaのトラッキングという項目から、”ほしいものリストをインポート”という項目をクリック。
すると、URLを入力するページに移動するので、先ほどコピーしたURLをペーストして送信するをクリックしましょう。
こちらを設置すると、トラッキング設定ができるようになります。
個別で価格を設定するのではなく、”割引率”というものを設定しなければなりません。
商品価格が、一律○○%下がったときに通知するという設定です。
割引率の設定が完了した時点で、”トラッキング設定”をクリックしましょう。
これで、まとめて商品を登録するトラッキング設定が完了します。
価格が下がったときに、通知が届くようになるので、それぞれ確認すると良いでしょう。
Keepaをスマホで見る方法を解説します!
Keepaは、パソコンで利用することが多いのですが、実はスマホで見ることも可能です。
電脳せどりをする際に活用できるツールですが、外出先で仕入れをする際に、スマホで開くことができたら、せどりがさらに効率化します!
スマホでKeepaを見たいと思っているなら、以下の手順で行いましょう。
スマホでKeepaを見る手順
- Keepaのサイトにアクセスする
- メニューを開いて調べたいことを検索
- グラフの閲覧
基本的な手順は、パソコン版と変わりません。
出先でも、Keepaを使いたいと思っている人は、使い方を押さえておきましょう!
Keepaのサイトにアクセスする
まず、スマホで”Keepa”と検索すると、サイトが表示されます。
公式サイトに飛ぶと、以下の画面が表示されると思います。
こちらのサイトが開いたら、左上にある三本線をタップしましょう。
こちらを押すと、Keepaの様々なメニューが表示されます。
トラッキングも同様に可能なので、アカウントがあればログインしておくとスムーズです。
メニューを開いて調べたいことを検索
左上から、メニューを開けば、調べたいことを検索できます。
検索する手順は、以下の通り。
- 検索タブをタップする
- ASIN・JANコードを入力する
これらの手順で簡単に検索することが可能です。
キーワードを入力しても検索することが可能です。
JANコード・ASINコードを把握していない場合は、商品名で検索すると良いでしょう。
※店舗せどりでは特に
せどりすとのように、バーコード読み取り機能があるわけでもありませんし、いずれにせよ手打ちしなければならないのがデメリットです。
グラフの閲覧
見つけたい商品を検索したら、次はグラフを閲覧します。
グラフの閲覧は、パソコン版同様に商品ページを開けば閲覧することが可能です。
商品一覧が表示されていると思いますが、いずれかをタップするとグラフが表示されます。
検索結果に応じて、開く項目は異なると思うので、自分が相場を調べたいものをタップしてグラフを閲覧しましょう!
具体的にはこの様な手順で、スマホでKeepaを開くことができるのですが、正直見づらいです。
スマホに特化しているのは最初の画面だけであり、その他グラフや検索画面は、パソコン版のKeepaの画面です…
リサーチ時に使うのは良いですが、アマコードやせどりすとがあるので、そちらを利用する機会のほうが多いと思います。
Keepaで気を付けたい2つの注意点
最後に、Keepaを利用する際ですが、注意したいことがいくつか存在します。
個人的には、Amazonの商品価格推移を調べることができるので非常にオススメですが、注意点を把握しないとうまく使いこなせない場合もあります。
具体的には、以下の二つを注意したいところです。
Keepa利用の注意点
- お知らせ機能の価格が最安値とは限らない
- 機能をすべて使うなら課金する必要がある
価格トラッキング機能で利用することが多い、お知らせ機能ですが、提示される金額が最安値ではない場合があります。
※価格が下がったのは事実です
さらに、課金機能もそれぞれ存在するので、使い勝手が悪いと感じてしまう人も少なくありません…
お知らせ機能の価格は最安値とは限らない
Keepaでは、価格トラッキングを利用できます。
設定した価格まで下がった際に、メールやSNSで通知をするという機能です。
例えば、こちらの設定の場合。
Amazonの価格が、57,000円以下になった際にお知らせのメールが届きます。
この通知は、”57,000円以下に下がったから通知をした”というだけであり、最安値の通知が来るわけではありません。
通知が来てから、価格が下がり続ける可能性もあるということです。
その通知を設定するためには、さらに低く価格トラッキングを設定する必要があります。
仮に、価格トラッキングを設定する場合ですが、価格が下がり続けることを予測してから仕入れると良いでしょう。
仕入れた価格よりも、価格が下落する可能性がありますし、底値がどこまで下がるかを予測することが重要です!
※刈り取りせどりをするなら余計に
機能をすべて使うなら課金する必要がある
Keepaは、課金サービスが存在します。
2019年2月の時点では、全機能が無料で利用できたのですが、現在は一部機能に制限がかかっており課金しなければ利用できません。
”売れ筋ランキング”というのは、モノレートで言う商品需要を調べるための機能です。
Keepaで最も使い勝手の良い機能でしたが、使うためには月々1,900円を支払う必要があります。
Keepaの全機能を使いたいと思った場合は、課金しなければならないので注意しましょう!
ある程度せどりで稼いでいて、それなりに利益を出している人なら、有料化して使うのも良いですが、駆け出しの段階で使うのはリスクが高いです!
特に、初心者のうちは無料で利用して、軌道に乗ってきた際に課金するのが一番です!
※大半の機能はモノレートで代用できます
まとめ:Keepaを使ってせどりのリサーチを効率化!
Keepaの基本情報から、メリット・デメリット、使い方まで紹介しました!
モノレートと大差ないと思っていましたが、グラフの精度で言うとKeepaの方が優れています!
さらに、Amazonで刈り取りせどりをしたいと思っているなら、Keepaの導入は必須です!
Amazonで仕入れてAmazonで転売する手法ですが、”価格トラッキング”というツールを使えば、効率よく刈り取りせどりができます。
Keepaを使うと得られること
- せどりが効率化する
- 無料版でも十分使うことができる
- 商品ページを開くだけでモノレート並みのグラフを閲覧できる
せどりをしたいと思っているなら、Keepaを使って損はありません。
「グラフが見づらい」というコメントもありますが、使っていくうちに慣れていきますよ。
その他、せどりで使えるオススメツールについては、以下で解説しているので参考にしてみてください。