前回の記事では、レゴせどりで実際に仕入れるべき商品と、仕入れるコツについて解説しました!
レゴは利益が出しやすいジャンルですし、誰でも実践できるのが特徴の一つです。
しかし、注意点も存在します。
「レゴせどりで気を付けたほうが良いことは?」
「注意点があるなら教えてほしい!」
「どのタイミングで仕入れるのがベスト?」
この様な悩みを抱えている人のために、今回はレゴせどりで気を付けたほうが良いことをいくつか解説していきます!
さらに、レゴせどりをする際にいつが仕入れに適しているかを解説していくので、気になる人は必見です!
- 年末年始・クリスマス時期は仕入れに最適
- Amazonは出品制限がかかる可能性がある
- 商品によっては利益にならないものもある※並行輸入品
レゴせどりで仕入れるべき3つのタイミング!
レゴせどりをする際ですが、それぞれタイミングが存在します。
普通に仕入れても十分に利益になるので、時期はあまり重視しなくてもいいという人もいます。
しかし、仕入れ時期をしっかり把握してから仕入れると、お得に仕入れることが可能です。
安く仕入れることができれば、利益率も上がりますし、売る時期によって回転率も良くなります。
具体的な仕入れ時期は、以下の通りです。
レゴせどりの仕入れ時期
- 各店舗のセール時期
- 年末年始
- クリスマスシーズン
これらの時期に仕入れれば、セール価格で仕入れることが可能ですし、効率的です!
また、年末年始・クリスマスシーズンは、安く仕入れられるだけではなく、商品の回転率がかなり高い時なので、事前に仕入れておきたいものです。
少しでも、レゴせどりで利益を出すためにも、仕入れ時期についてはしっかり意識しましょう。
各店舗のセール時期
まず、レゴせどりをする際は、新品商品を仕入れるか廃盤になった新古品を仕入れるかのどちらかで利益を出していきます。
新品商品を仕入れる場合は、セール時期を見計らってから仕入れると良いです。
仕入れに役に立つ店舗は、以下の通りです。
- 家電量販店
- おもちゃ屋※トイザらス
- アウトレットモール
それぞれ、決算セールや夏のクリアランスセール等で安くなる可能性が高いので、その時期を見計らって仕入れると良いでしょう。
少し見づらいですが、左下の赤枠で囲んだ部分に、レゴがセール価格で販売されているのがわかると思います。
ネット上には、様々なWebチラシが公開されているので、レゴがセールされていたら逐一チェックしましょう!
ただし、チラシでセールになっているのは、全国の店舗で安くなっている可能性が高いので、あまり利益額に期待はできません。
むしろ、仕入れてもライバルが多すぎて、値崩れする可能性も考えられます。
補足:特価セールは商品の販売時期に注目
レゴせどりをする際ですが、チラシ等には載っていないセールをすることがあります。
これは、店舗独自で開催している”在庫処分セール”等が対象ですが、たまにカートにレゴが山積みになっていることがあります。
こちらは、ヤマダ電機で行っていたカートセールです。
同じ商品が複数販売されているのですが、この場合販売時期を調べましょう。
調べ方ですが、商品の型番を把握します。
レゴには、表面に年齢制限の表記と番号が書かれています。
※赤枠参照
この商品の場合、”40346”というのが型番です。
実際に検索すると、各ストアの商品ページが表示されました。
商品にもよりますが、製造年月日を把握することも可能で、独自セールで販売されている場合は、そちらを把握しましょう。
こちらの商品の場合は、Amazonでの取り扱いが2019年の5月になります。
レゴの商品サイクルですが、2年程度で入れ替わります。
どの商品でも、2年経過するとフルモデルチェンジされて、廃盤になるのです。
つまり、セールされてる商品が2年以上在庫になって売れなかった商品の場合、市場では既に廃盤になっている可能性もあるのです!
ストアでは、市場価格を重視した値段をつけることはなく、定価以下の価格で仕入れることができます。
新品のレゴせどりをする際は、市場価格をしっかり調べながら仕入れることが利益を出すための一番の方法です。
年末年始
次に年末年始が挙げられます。
年末年始は、どのショップでもセールを開催することがあり、おもちゃ系が特に安くなります。
レゴも例外ではなく、トイザらス等で安売りされることがあるので積極的に仕入れたいところです。
しかし、先ほども解説した通り、新品商品は値下がりすることもあり注意して仕入れたいジャンルです。
トイザらスの公式Twitterでは、レゴのセール情報が投稿されています。
この場合、8月のクリアランスセールでの告知ですが、年末年始にも同様のセールを開催しています。
実際、そのセールを利用して商品を購入した人も少なくありません。
この時期は、決算も近いということもあって、おもちゃ屋がセールを頻繁に行います。
チラシで告知されている商品もそうですが、ここでもカートに入っているレゴブロックに注目すると良いです。
売れ行きが好調になる12月に合わせて、レゴは新作を続々と発表します。
レゴは2年程度のサイクルで変わっていき、新シリーズが出るとお店で安売りされます。
新商品に関連する古いモデルのレゴブロックは、価格が変動することが非常に多く、プレ値になることも少なくありません。
例えば、こちらの商品ですが、アナと雪の女王の初期のレゴブロックです。
映画公開当時から人気でしたが、それに合わせて販売された商品です。
現在の市場価格は16,800円であり、モノレートで価格推移を見てみました。
新品商品のグラフですが、販売当初は3,000円程度で取引されていたものが、約5倍近くの値段まで跳ね上がっています。
2019年には、アナ雪2が公開されたこともあって、さらに人気が高まって価格が上がっていることが理解できます。
クリスマスシーズン
次に、クリスマスシーズンです。
この時期は、商品が安くなるだけではなく、クリアランスセール等の時期とかぶって、大量に商品が市場に出回る時期です。
さらに、販売する場合も、クリスマス商戦ということもあって、かなり回転率がよくなります。
しかし、クリスマス時期に仕入れてもクリスマス商戦には乗り遅れてしまいます。
最低でも12月の中旬までには、商品を仕入れて納品している状態にしておきましょう!
そのため、9~11月あたりからコツコツ仕入れていくことが重要です。
- 半期決算セール
- 在庫処分セール
- クリアランスセール
この様なセールを開催しているのですが、在庫処分セールは店舗独自で開催しているので、開催時期を把握しておくと良いでしょう。
公式Twitter等に情報が書かれていることが多いため、逐一チェックすることをオススメします!
レゴせどりで注意したほうが良い3つのこと!
レゴせどりをする際ですが、注意しておきたいことがいくつか存在します。
やり方さえ間違えなければ、継続的に利益を出せるジャンルではありますが、状況次第では利益にならない可能性もあるので注意しましょう。
間違った仕入れ・利益にならない商品を仕入れないためにも、しっかり意識したいところです。
具体的な注意点ですが、以下が挙げられます。
レゴせどりの注意点
- Amazonでは出品制限がかかることがある
- 再販される商品もある
- 並行輸入品を仕入れる際は要注意
これらの三つは、特に気を付けたいところです。
商品を仕入れたとしても、出品制限にかかっていたら意味がありません。
※その分販路が限られてしまいます
さらに、商品が再版されてしまうと値下がりしてしまう可能性も考えられるので、しっかり注意したいところです。
Amazonでは出品制限がかかることがある
まず、レゴをAmazonで販売する際ですが、出品制限がかかることがあります。
レゴ商品はかなり人気のあるジャンルですし、せどりに使う人が多いことから、様々なトラブルに発展することも多いようです。
最近多いのは、詐欺行為です。
Amazonでありがちですが、商品を購入したのに届かずに、お金だけが支払われるというようなものです。
※原則商品を発送しないと入金されません
Amazonでは、このようなことを規制するために、出品制限をかけています。
悪質な出品をする人を防止する目的もそうですが、市場で商品を独占しないための対策でもあります。
- セラーセントラルにログインする
- 商品登録の画面に進む
- レゴブロックを選択する
- 制限がかかっているかどうか確認する
この方法で、レゴブロックの制限がかかっているかどうかを把握できるので、事前に調べておきましょう。
まず、Amazonのセラーセントラルにログインします。
”在庫”というタブから、商品登録をクリックします。
すると、商品を検索することができる画面が出てくるので、レゴと検索しましょう。
複数の商品が表示されるのですが、”出品許可を申請”というマークが出ているものは、出品制限がかかっているものです。
この許可が認可されないと、商品を出品することができないので注意しましょう。
ちなみに、”出品許可を申請”というボタンをクリックすると、申請書を提出することができる画面に移動します。
一度許可されれば、他のレゴブロックも仕入れられるようになるので申請しましょう。
商品を申請するためには、”卸業者・メーカーが発行した請求書”を用意する必要があります。
問屋等から仕入れた履歴があるなら、そちらを提出すると良いでしょう。
こちらをクリアした人のみが、レゴせどりができるようになります。
商品を仕入れたのに、出品制限がかかって商品を仕入れられなかったということにならないように、事前に確認しておくと良いでしょう。
許可が下りなかった時は、別の販売プラットフォームを使うことになります。
(例:メルカリ・ヤフオク・ラクマ等)
いずれも、利益になるので制限されたときは、そちらで代用しましょう。
再販される商品もある
レゴせどりで気を付けたいのが、再販される可能性です。
基本的には、一度生産した商品を再販することはありませんが、人気がある商品は販売が停止した後でも生産されることがあります。
レゴは廃盤になって価値が上がるものが多く、再版されてしまえば一気に価値が下がることが予想されます。
それを避ける意味でも、再販情報はしっかり把握しておくと良いでしょう。
実際に再販された商品を購入した人が、Twitterに投稿していました。
マイクラシリーズは、レゴブロックの中でもかなり人気のあるジャンルなので、再販される理由もわかりますね!
ただし、レゴの再販は同じブロックが生産されることはありません。
商品が改良されて販売されることが多いですが、価格はあまり変動しないことも多いです。
こちらは、レゴでもかなり人気のあるブロックで、タージマハルのレゴブロックです。
再販に再販を重ねられましたが、初回生産されたものはいまだに50万円程度で取引されています。
仮に、レゴブロックの再販が行われた場合は、一度相場をチェックすると良いでしょう。
価格が下がっても、一時的に下がるだけであり、1か月もしたら元に戻っています。
並行輸入品を仕入れる際は要注意
最後に、レゴブロックを仕入れる際ですが、並行輸入品に注意しましょう。
レゴブロックは、日本だけではなく海外でも販売されており、並行輸入品として取り扱われています。
見た目は全く同じ商品ですが、並行輸入品を出品する場合は、その旨を記載しなければなりません。
※特にAmazonでは
例えば、こちらの商品。
国内でも、かなり利益になる商品であり、新品のものは27,000円で取引されています。
しかし、こちらには並行輸入品も販売されています。
書かれている言語が違うだけであり、もともと海外製品ということもあって、何も知らない人からすると同じ商品に見えてしまいますね。
ヤフオクやメルカリ等で仕入れる場合ですが、その商品が国内製なのか海外製なのか把握してから仕入れることが重要です!
レゴせどりは商品をしっかり見てから仕入れるべき!:まとめ
レゴせどりで仕入れるタイミングと、注意点について解説しました。
数多くの商品が存在する中で、中には利益が出ない可能性もあり、注意点をしっかり把握しないと利益になることは少ないです。
レゴせどりでは、ある程度利益になる商品が決まっているので、しっかりリサーチしてから仕入れるようにしましょう。
また、レゴブロックには並行輸入品と国内製のものがあります。
並行輸入品は海外製品になるので、Amazonで販売する場合は、専用のページで出品することになります。
国内と海外のものでは売れ行きも異なりますし、せっかく仕入れても利益にならないことがあるので注意しましょう!