ジャンク品は、本来商品にならない可能性が高いですが、修理すれば利益が発生します!ジャンク修理は、転売手法のなかでも、かなりニッチなジャンルなので、ライバルが少ないメリットがあります。
今回は、ジャンク品を修理して転売したいと思っている人のために、最適な仕入れ商品と手法について解説します!
ジャンク品を仕入れたい思っている人や、ライバルが少ない市場で転売をしたいと思っている人は、要チェックです!

よくわかる解説
- ジャンク品は利益になりやすい
- 修理すれば利益になる
- ジャンク品ほど稼ぎやすい
ジャンク品修理の前に!種類を徹底解説!
ジャンク品は、修理すれば利益になるジャンルです。しかし、ジャンク品にはそれぞれ種類があるので、リペアする前に把握しておきましょう。
具体的には、以下が挙げられます。
ジャンク品の種類
- 動作未確認のジャンク品
- 不動品・不良品
- 付属品の欠品などのジャンク品
- 稼働品だが全体的に状態が悪いジャンク品
ここで仕入れていく商品は、稼働品のみです!スキルがあるヒットは、動作未確認の不動品を仕入れてもよいですが、難易度が高いのであまりおすすめしません……。
動作未確認のジャンク品
まず、ジャンク品として挙げられるのが、動作未確認のジャンク品です。こちらは、仕入れ先である店舗やサイトで動作が一切確認されていない商品のことを指します。
よく勘違いする人が多いですが、動作未確認の商品は検品が完了している商品です。動作が動かないことを確認している”商品で、”商品そのものを確認していない”わけではないので、注意しましょう。
ヤフオクで、「動作未確認」と調べるとこのように出てきます。料金が安いのは、不動品の可能性が高いからです。
仮に、こちらのジャンルの商品を仕入れる場合は、ある程度修理・リペアの知識がある人に限ります。仕入れたところで、修理ができないと利益にならない可能性が高いので、注意しましょう。
不動品・不良品
次に、不動品・不良品です。こちらの商品は、動作未確認の商品と同様であり、動作確認をしたものの動作しなかったものを指します。
家電や時計にありがちですが、販売先でできる検品をしても、動作が核にできなかったものなので、完全なジャンク品です。仕入れたところで、動作する保証はないため、注意しましょう。
ヤフオクやメルカリで販売されていますが、ジャンルによって千差万別です。修理ができるレベルの不動品があれば、専門の修理業者ですら修理できないような商品までさまざまです……。
仮に、不動品を仕入れる場合は、あなたの技術の範囲内で修理できるかどうか判断してから仕入れましょう。各販売先の不動品は、どの部分に欠陥があるのかを記載しています。
この情報をもとに、修理ができるなら仕入れて、できないならスルーしましょう。
付属品の欠品などのジャンク品
ジャンク品のなかには、商品自体には問題ないものの、付属品などの欠品でジャンク品扱いされているものがあります。状態に異常があるわけではないので、単体で販売すれば利益になるジャンルです。
例えば、こちらの商品。ヤフオクで販売されていたものですが、付属品が付いていないだけでジャンク品扱いされています。
この商品の場合、カメラの充電器が欠品していて、値段は3,980円です。ちなみに、メルカリで同コンディションの相場を確認すると以下のとおりでした。
完品が7,000円で売れています。つまり、別途充電器を仕入れてセット販売するか、ボディ単体で売るかで利益が出せるジャンルです!
欠品によるジャンク扱いは、ハードオフなどの店舗でもよくあることなので、しっかりリサーチしていきましょう。

稼働品だが全体的に状態が悪いジャンク品
最後に、動作はするものの状態が悪いジャンク品です。家電やブランド品にありがちですが、見た目が著しく悪い商品のことを指します。
ヤフオクで販売されている家電ですが、傷や汚れがあることがわかります。しかし、普通に動作する商品なので、仕入れ対象にしたいところです。
アパレル用品やブランド品にもよくあるジャンルで、「ブランド品名 ジャンク」で調べると多く出てきます。
ヤフオクで調べた結果ですが、このように状態が悪い商品が出てきました。「状態が悪いのに誰が購入するの?」と思う人がいますが、案外需要がある商品です。
このタイプの商品は、大きく分けて以下の二つの手法で販売できます。
ジャンク品を転売する方法
- ジャンク品のまま横流し
→薄利多売になる - 修理(リペア)して転売
→商品次第では爆益が期待できる
本来は修理して転売しますが、ブランド品や家電は横流しして利益を出すのも可能です。
メルカリには、状態が悪い商品でも売れている実績があります。しかし、数百円でしか売れないので、あまりおすすめできる手法ではありません。
ジャンク品を修理して転売するメリット3選!
ジャンク品の種類について解説したところで、メリット・デメリットを紹介します。ジャンク品として販売されてる商品を、修理して転売すれば、さまざまなメリットがあります!
具体的なメリットは、以下のとおりです。
ジャンク品修理転売のメリット
- 小資本で開始できる
- 競合が少なく参入しやすい
- 利益になりやすい
個人的に、リペア転売の一番のメリットだと思うのは、小資本で開始できる点です!どの商品も、”ジャンク品”であれば安く仕入れられますし、格安仕入れができます。
修理をしないと利益になりませんが、その手間を考えても十分コスパよく稼げるビジネスです!

小資本で開始できる
まず、小資本で始められる点です。商品は、コンディションによって値段が変わりますが、ジャンク品は最下層にあります。
コンディション別の値段
- 新品・未使用:定価100%※セールで安くなる
- 中古品(美品):①の60~80%の値段
- 中古品:①の40~50%値段
- ジャンク品:①の10~20%の値段
定価と比較すると、8~9割引きされている商品が普通にあります。もちろん、コンディションは新品・未使用とは大きく異なりますが、使用できる稼働品であれば、多少の修理で中古の美品までは近づけられます。
ヤフオクで販売されているジャンク品ですが、数百円で販売されているものもあります。自己資金を数万円しか捻出できない人でも、ジャンク品修理転売は十分戦える市場ですよ。
競合が少なく参入しやすい
次に、競合が少ない点です。本来、通常のせどりはジャンク品をスルーすることが多いです。
理由は、仕入れたところで利益にならない点や、トラブルになる点が関係しています。それに、ジャンク品を修理するとなると、「少し敷居が高いな……。」と感じてしまう人も少なくありません。
そのため、新品・中古品を仕入れる通常の転売に比べると、ジャンク品修理転売は競合が少ないイメージです。しかし、一切ライバルがいないわけではないので、売れる商品のリサーチは徹底しましょう。
このような、稼働品のジャンクは仕入れ対象者が多いです。修理の難易度も低く、利益になる可能性が高いのでおすすめですよ。
ジャンク品仕入れでは、このような商品をメインに狙っていきましょう。
利益になりやすい
最後に、利益になりやすい点です。ジャンク品は、通常の商品を転売するよりも利益率が高く、初心者でも爆益が期待できます。
仕入れるジャンルにもよりますが、僕が仕入れた商品を例に紹介しますね!僕は、時計のジャンク品を仕入れていたことがありますが、5万円の資金で始めたものが、最終的には15万円ほどの利益が出ました。
メルカリで販売したこちらの商品ですが、有名時計メーカーのガガミラノの限定モデルです。
(世界限定500本)
個人販売でジャンク品として出品されており、理由は動作しなくなったからというもの。
ヤフオクでの販売価格は、10,000円の即決価格であり、不動品だったので数日経過しても購入されていなかった商品です。利益になると思ったので、仕入れて購入したところ……
ゼンマイを巻けば普通に動作する商品でした!笑時計には手動巻きと自動巻きがありますが、おそらくその仕組みに気付かずジャンク品として出品した、稀な例です。
メルカリの販売価格は、6万円程度だったので、獲得した利益は5万円ほど。利益率は約80%なので、我ながら高利益な転売ができたと思います。

ジャンク品を修理して転売するデメリットはある?
ジャンク品は、利益になるため仕入れたほうがよいですが、デメリットもあるので把握しておきましょう。特に、修理して転売する場合は要注意です!
具体的なデメリットは、以下のとおりです。
ジャンク品修理転売のデメリット
- リペアの知識が必要
- 売れるかどうかは仕入れ商品次第
特に、ジャンク品仕入れをする際は、横流しする以外は修理(リペア)しなければなりません。ある程度知識がないと、リペアできないので要注意です。
リペアの知識が必要
ジャンク品を仕入れる際は、ある程度リペアの知識が求められます。仕入れ商品によりますが、家電系や時計などのジャンク品を仕入れる場合は、専用の器具が必要です。
僕が時計のリペアをしていたときは、このようなキットを楽天で購入して、修理していました。修理の仕方は、「ジャンル名 修理」で検索すると、いくらでも出てきます!
時計に関しては、電池交換などで簡単に動作の確認ができるため、不動品でも仕入れていました。不動品にも段階があり、時計を例に挙げると、以下のようになります。
不動品の段階(動作不良の場合)
- 電池交換をする→治れば稼働品として出品
- ①で動かなければクオーツ異常→ネジを締めれば治る
- ②で動かなければ歯車のサビ→オイルで治る
「電池交換→クオーツチェック→サビチェック」の流れができれば、時計のジャンク品は不動品を仕入れても問題ありません。
このような知識は、実際に商品を仕入れてリペアしていくなかで身に着けていくか、サイトなどで調べて把握していく他ありません!

売れるかどうかは仕入れ商品次第
次に、ジャンク品の売れ行きについてです。仕入れて修理したものの、売れるレベルではない場合は、商品そのものに理由があります。
リペア専門の業者ではない限りは、確実に異常を見つけるのは難しいですからね……。特に、現物を見て仕入れられないネット仕入れの場合は、ジャンク品の仕入れ判断がしづらいです。
確実に売れるジャンク品を狙うなら、以下の状態のものを仕入れましょう。
仕入れるべきジャンク品
- 稼働品
- 付属品がないもの
- 状態が悪い稼働品
これらの商品は、動作確認ができているため、修理の必要はありません。しかし、傷や汚れなどの検品が必要になるので、必要に応じてクリーニングするなどして対応しましょう。
ジャンク品転売で仕入れたい商品一覧!
ジャンク品転売のメリット・デメリットを紹介したので、仕入れたい商品ジャンルを紹介します。ジャンク品を仕入れて修理したいと思っている人は、参考にしてくださいね。
具体的な仕入れジャンルは、以下のとおりです。
ジャンク品修理転売で仕入れたいジャンル
- リモコン
- 時計
- 家電
- ブランド品
- アクセサリー類
これらのジャンク品は、初心者でも修理・検品がしやすく、ジャンク品転売に最適です!利益率を重視したいなら、”時計・家電・ブランド品”のいずれかを狙いましょう。

リモコン
まず紹介したいのが、リモコンです!「リモコンが本当に売れるの?」と思う人がいますが、実はジャンク品修理仕入れではオーソドックスなジャンルです!
メインの仕入れ先は、ハードオフやブックオフなどの店舗になります。電脳せどりも可能ですが、利益商品を仕入れるなら店舗のほうがおすすめ!
ハードオフに行くと、このようなワケあり品として、リモコンが大量に販売されています。型落ちしたモデルから、赤外線の動作不良のモデルまでさまざまであり、どれもジャンク品扱いです。
これらの商品は高くても500円で仕入れができ、平均相場は100~300円程度です。しかし、リモコンが売れないことには意味がありません。
ヤフオクの販売履歴を見ると、このように多く販売されています。オーディオ系のリモコンは特に売れる印象で、数百円で仕入れたものが、3,000円以上で売れることがあります。
ただ、リモコン=100%売れるわけではないので、注意しましょう。売れるリモコンを、デルタトレーサーやKeepaで調べながらリサーチしていくと、効率的です。
リモコンせどりについては、以下の記事でまとめているので、参考にしてくださいね♪
時計
次に、僕も実践していた時計のジャンク品修理転売です。個人的には、回転率・利益率のどちらも重視できた転売手法なので、非常におすすめです!
仕入れる時計はさまざまですが、基本的にはオールジャンルで構いません。
ただ、できる限り名が知れているブランドがよいでしょう。
(例:OMEA、SEIKO、CITIZENなど)
ヤフオクで、「時計 ジャンク」で調べると、多く表示されます。複数の商品が表示されますが、仕入れる優先順位があるので、把握しておきましょう。
時計のジャンク仕入れで意識したい優先順位
- 稼働品
- 電池切れ商品
- 動作確認済み商品
- 動作未確認商品
- 不動品
時計は動かないと商品にならないので、メインは①~③の商品を仕入れていきます。ある程度、修理に慣れてきたら、④~⑤を仕入れるイメージです。
稼働品でも状態が悪いものは、簡単な修理が必要です。金属製の時計でくすみがあるなら、研磨剤を使って磨くだけでもだいぶ印象が変わります!

家電
ジャンク品修理転売のなかで、取り扱っている人が多いのが家電です!家電にも種類がありますが、メインで仕入れるのは以下の商材。
家電のジャンク品で仕入れることが多いもの
- ゲーム
- オーディオ機器
- カメラ関連(例:ボディ、レンズなど)
- プリンター
これらの商品は、修理ができれば利益になるジャンルなのでおすすめです!なかでも、僕も仕入れることが多いのがプリンターです!
本来は、配送の際の送料やかさばることとが多い理由から、敬遠されることが多いジャンル。しかし、プリンターのジャンク品は、手頃に仕入れられて、なおかつ利益になることから人気があります。
プリンター仕入れの際に狙っていくのは、「プリンタヘッド型」です!ジャンク品でもすぐに修理ができて、なおかつ利益になります。
売れる型番・モデルがある程度決まっているため、リサーチもしやすいですよ。仕入れる際は、ハードオフメインになりますが、必要に応じてヤフオクなども仕入れ先として使えます。
ブランド品
ブランド品は、リペア転売のなかでは主流なジャンルですが、難易度が若干高いことから、ライバルが少ないです!そのため、周りと差をつけながら転売をしたいと思っている人は、挑戦するとよいでしょう!
ちなみに、僕の妻はブランド品の修理をして転売していたことがありますが……
一撃17万円の利益を出していました!笑
仕入れる商品によっては、利益率を重視した転売ができます。さらに、国内のブランド品の需要は非常に高く、多少コンディションが悪くても売れるので、レバレッジが効きやすいです。
メルカリでは、このように状態が悪いブランド品でも1,000円以上で売れています。これも、「ブランド品をとにかく持ちたい」という、日本人のブランド志向の現れといえるでしょう。
しかし、ブランド品は横流しするよりも、修理して転売したほうが圧倒的に売れます。
メインの仕入れ先はヤフオクですが、ハードオフやブックオフなどにも販売されているため、そちらも仕入れ対象にしましょう。
アクセサリー類
最後に紹介したいのが、アクセサリー類です。メルカリやラクマを中心に販売していきますが、ジャンク品のアクセサリーは修理がしやすく初心者でも利益商品が見つかるジャンルです。
特に仕入れていくのは、以下のジャンル。
ジャンク品のアクセサリーで仕入れる商品
- リング
- ネックレス
- バングル
- ベルト
- ブレスレッド
このなかでおすすめなのが、リングとネックスレスです。リングの需要はかなり高く、メルカリやラクマなどでは、ファッションが好きな人を中心に売れています。
有名なブランドのリングであれば、1個あたり数万円で取引されるものもあります。ジャンク品なので、一部装飾が破損していたり、著しく汚れていたりするものが多いですが、よく見極めながら仕入れるとよいでしょう。

ジャンク品修理に最適!仕入れ先一覧!
仕入れに最適なジャンク品を紹介したところで、どこで仕入れればいいのかを解説していきます!ジャンク品の仕入れ先は多く存在しますが、ネット・店舗の両方を仕入れ先として取り扱えます。
具体的な仕入れ先は、以下のとおりです。
ジャンク品修理におすすめの仕入れ先
- ハードオフ
- ブックオフ
- メルカリ
- ヤフオク
これらの仕入れ先は、いずれもおすすめなので積極的に利用していきましょう。実店舗仕入れなら、ハードオフ系列のお店がおすすめです◎
ジャンル問わず、多くのジャンク品があるので、よい仕入れ先になりますよ◎
ハードオフ
まず、紹介したいのがハードオフです。ハードオフは、リセールストアの一つであり、お客様から買い取った商品をメインに販売しています。
通常の中古商品でも利益になりますが、今回仕入れ対象にするのはジャンク品です。ハードオフでは、お客様から依頼を受けた商品なら、ジャンク品問わず買い取りをおこなっているため、不動品・不良品なども存在します。
そのため、店舗でリサーチする際はよく状態を確かめてから仕入れていきましょう。
ちなみに、ハードオフで狙う商品はこのような緑札がついているものに限ります。
こちらの値札は、ジャンク品のみにつけられています。
赤枠の部分に日付が書かれていますが、こちらは店頭に並んだ日にちです。つまり、リサーチ日からこの日付が近いほど、ライバルがリサーチしていない可能性が高いので、仕入れ対象にしていきましょう。
また、ハードオフ各店舗のレジ前には、このように商品が並んでいます。こちらは、プロパー商品と呼び、買い取りをして一度も棚に並んでいない商品です。
値札だけが付けられており、リサーチする人が少ないジャンルなので、仕入れ対象にしましょう。
ブックオフ
店舗仕入れをするなら、ブックオフでの仕入れも欠かせません。こちらも、ハードオフ同様に、中古品を仕入れることが多いですが、ジャンク品も混ざっています。
ブックオフのジャンク品は、一部の場所にまとめられているイメージであり、ワゴンやカートに入っているイメージです。僕も、店舗に行く際はジャンク品を見ることがありますが、穴場商品があるのでおすすめです!
Twitterでは、実際にジャンク品を購入した人が投稿していました。ブックオフは、中古品の買い取りをメインにおこなっており、ジャンク品は対象外です。
そのため、稼働品などがジャンク品として扱われていることも多く、値段もテキトーなので利益が出る可能性が高いです。仮に、ブックオフで商品を仕入れる時は、中古品とジャンク品のリサーチを両方おこなうと便利ですよ。

メルカリ
ここからは、ネットの仕入れ先ですが、代表的なのがメルカリです。メルカリは、フリマアプリのなかで最もユーザー数が多く、アクティブ率が高いです。
そのため、常時商品が販売されているため、効率よく仕入れられる仕入先ですよ。また、後述するヤフオクに比べると、個人出品がほとんどなので、相場よりも安く仕入れられます。
「ジャンク」で調べると、多くの商品が出てきます。ここで仕入れたいのは、1,000円以下の利益になりそうな商品です。
ジャンク品でも利益を上乗せしている人がいて、狙うのは”不用品処分目的”のユーザーです。メルカリでは、価格設定ができるので、上限価格を1,000円に設定して、もう一度検索しなおしましょう。
実際に検索すると、このように出てきました。販売されているジャンルはさまざまですが、今回の記事で紹介したジャンルが販売されていれば、相場をリサーチしましょう。
状態に問題がなく、仕入れられる商品なら、積極的に仕入れていきます。ジャンク品でも、不動品なら意味がないので、コンディションチェックは欠かせません!
ヤフオク
最後に紹介したいのが、ヤフオクです。ヤフオクは、ジャンク品仕入れのなかでも最も使う仕入先です。
メルカリも使えますが、商品のラインナップや価格差比較すると、ヤフオクに軍配が上がります。個人で販売しているアカウントを対象に、しっかりリサーチしていきましょう。
しかし、ヤフオクはメルカリのように「ジャンク品」単体で検索すると、大量に商品が出てきます……。そのため、できる限り商品ワードを絞ってから検索することをおすすめします!
(例:時計 ジャンク品、カメラ ジャンク品など)
「時計 ジャンク」で検索すると、このように商品が出てきました。しかし、これでは不動品も表示されるため、条件検索を追加します。
検索窓の横にある”詳細条件”をクリックすると、上記の画面が開きます。ここで、稼働品が表示されるようなワードを入力します。
時計の場合は、以下のワードが効果的です。
稼働品が表示できるワード一覧
- 稼働品
- 動作確認済み
- 電池切れ
これらのワードを、”タイトルと説明文”にチェックを入れて、検索します。検索すると、以下の商品が表示されました。
表示されているのは、すべて稼働品なので、値段次第では仕入れ対象になります。あとは、きれいにリペアして製品化するのみです。
補足:修理したジャンク品の販売先は?
ジャンク品を仕入れて修理したら、商品販売しなければなりませんが、販売先によって売れ行きが異なります。僕は、ジャンルに合わせて販売先を選ぶようにしています。
例えば、今回の記事で紹介したジャンルで説明すると、以下のとおりです。
ジャンル別販売先
- リモコン
→ヤフオク、メルカリ - 時計
→メルカリ、ラクマ - 家電
→ヤフオク、メルカリ、Amazon - ブランド品
→メルカリ、ラクマ - アクセサリー類
→メルカリ、ラクマ
メインはヤフオクとメルカリですが、取り扱う商品によってはAmazonも対象になります。さらに、同じフリマアプリであるラクマもおすすめなので、メルカリに出品する場合は、ラクマと併売するのもありですよ。
ジャンク品を修理して稼ぐ3つのコツ!
ジャンク品を修理して転売すれば、利益率・回転率が重視した販売ができることがわかったので、最後にコツを紹介します!ジャンク品の修理転売で利益を出す方法やテクニックを知りたい人は、参考にしてくださいね。
具体的なコツは、以下のとおりです。
ジャンク品の修理転売で稼ぐコツ
- 動作品を中心にリサーチする
- 不動品は極力仕入れない
- リペア可能なら仕入れる
このコツを意識すれば、ジャンク品転売で稼げるようになります!初心者だと、参入障壁が高いと思われがちですが、そうでもありません!

動作品を中心にリサーチする
まず、ジャンク品を仕入れる際は、動作品を中心にリサーチしていきましょう。ジャンク品にも種類がありますが、そのなかでも特に利益になるのが稼働品です。
動作品をメインに仕入れていけば、修理の手間も省けますよ。しかし、検品を一切しなくてもよいわけではなく、以下のチェックが必要になります。
ジャンクの稼働品を仕入れる際に意識したいこと
- 傷・汚れの確認
- 液漏れの確認
- 動作確認
傷・汚れに関しては、徹底的に検品しなければなりません。そのまま出品してしまうと、それが原因でトラブルに発展する可能性があります。
しかし、稼働品であれば、傷や汚れのチェックをおこなえば商品になる可能性があります。
また、家電系を仕入れる際に注意したいのが液漏れです。電池は長時間放置していると、なかに入っている液が漏れてしまうケースがあります。
液漏れしてしまうと、内部基盤に影響を与えてしまい、動作しなくなります。そのため、検品時にしっかり確認しましょう。
不動品は極力仕入れない
次に、不動品についてです。ジャンク品のなかには、不動品があります。
店舗やサイト側で検品をおこない、動作が確認できないと判断したものが該当します。このような商品は、修理の知識がある程度ないと実践できないため、おすすめできません……。
不動品は、稼働品に比べると安く仕入れられます。動かないので、その分安くなっているわけですが、仕入れたところでゴミになる可能性が高いです。
そのため、ある程度修理の知識があるなら別ですが、ない人は仕入れないようにしましょう。僕も、不動品はめったに仕入れませんし、リスクが高いです。
たとえ、仕入れ値が1,000円であっても、売れなかったら1,000円の赤字が発生します。処分するにもお金がかかる時代なので、リスキーな仕入れは最初からしないほうが無難です。
リペア可能なら仕入れる
最後に、ジャンク品のリペアについてです。ジャンク品を仕入れる際は、修理して転売すると利益になります。
動作未確認の商品だとしても、仕入れる価値はあります。ただ、ネットで仕入れるのはあまり推奨しません。
ヤフオクのストア出品されている商品ですが、検品したうえでの動作未確認商品です。仕入れて修理をしても、動作するかどうかの保証はありません。
しかし、ハードオフなどの店舗で販売されている商品は、値札にジャンクの状況が詳しく書かれています。
このように、ジャンクの状況がかかれていれば、修理できるかどうかの判断が付きます。実際に手に取ってみないとわからないことなので、リペア可能な商品は実店舗で判断しましょう!

まとめ
複数のジャンク品があるなかで、特に仕入れていきたいのは稼働品です!動作が確認済みのジャンク品を仕入れることで、多少の検品と修理だけで転売が可能です。
僕も、プリンターやリモコンのジャンクを仕入れることがありますが、かなり利益になるのでおすすめです!仕入れ値が安く、価格差をつけて転売できる商材は、ジャンク品に限ります!
あらためて、ジャンク品修理転売で扱いたい商品を上げると、以下のとおりです。
ジャンク品修理転売で扱いたい商品
- リモコン→難易度低めで仕入れやすい
- 家電→商品にもよるが爆益になりやすい
- ブランド品→難易度は高いが爆益になりやすい
- 時計→修理方法を学べば誰でも実践できる
- アクセサリー類→参入しやすく利益になりやすい
このように、ジャンク品によって難易度が異なるので、自分に合ったものを見つけて実践してくださいね。