副業の中でも、せどり・転売というのはかなり再現性が高いので、実践する人も多いでしょう。
しかし、いざ始めようと思っても、何から始めればいいのかわからないという人も多いと思います。
「せどり・転売で必要なものを教えてほしい!」
「せどりをする際は何を準備すればいいの?」
「せどりを始める際に把握しておきたい注意点を知りたい!」
今回は、せどり・転売を始めようと思っている人のために、最低限何を準備すればいいのかということを解説します!
これからせどりを始めようと思っているなら、しっかり準備してスタートダッシュを切れるようにしておきましょう。
よくわかる解説
- 仕入れ先を確保することが重要
- 転売はリサーチが重要
- 利益を出すには継続する必要がある
せどり・転売をする際に最低限用意しておきたい5つのもの!
せどり・転売をこれから始めようと思っているなら、最低限必要なものをそろえておくことが重要です。
これから紹介するものを用意していないと、仕入れや出品はできないので注意しましょう。
具体的には、以下が挙げられます。
せどり・転売で最低限必要なもの
- パソコン
- スマホ
- クレジットカード
- ラベル印刷用プリンター
- リサーチに必要なアプリ
これらは、仕入れをする上で最低限必要なものです。
さらに、出品する際も必要になってくるので、始める前にすべて用意しておく必要があります。
中には、”パソコンは必要ない”という人もいますが、スマホですべて完結するのは正直難しいです。
メルカリ・ラクマといった販売先も使用できますが、リサーチする際はパソコンがあったほうが便利です。
パソコン
せどりをする際に最低限必要なものとして紹介できるのが、パソコンです。
最近では、”スマホ一つだけで稼げる”というような、怪しいコンサルも流行っていますが、正直難しいです。
確かに、スマホアプリを使えば、転売ができるようなものもありますが、稼げたとしても月10万円程度です。
さらに、スマホだけではどうしても作業効率が落ちてしまうので、パソコンを用意することをオススメします。
実際、僕もパソコンをメインにリサーチしており、外出先ではスマホを使うようなイメージになります。
また、パソコンを買う場合は、デスクトップ型とノートパソコンを両方持っておくと良いでしょう。
メインはデスクトップにして、外出先で利用できるような数万円のパソコンを用意しておくと、効率よくリサーチできます。
スマホ
せどりをする際ですが、スマホがあるとかなり便利です。
電脳せどりのみをする場合は、パソコンがあれば完結しますが、店舗せどりをする際はスマホが必要です。
後述する、リサーチアプリを使って、店舗でリサーチすれば利益商品をそのまま見つけることができます。
店舗にはお宝商品が多く眠っていますし、しっかりリサーチしていきたいものです。
店舗せどりでオススメの仕入れ先
- ブックオフ
- ハードオフ
- セカンドストリート
- ゲオ
- TSUTAYA
この辺は、かなりオススメできる店舗です。
さらに、スマホを使えば、その場で出品できるアプリも存在します。
(例:プライスター、マカド等)
アプリと一緒に活用していけば、さらに仕入れやすくなるのでオススメですよ!
クレジットカード※必須
次に、せどり・転売をする際は、現金だけでは限界があります。
仕入れる商品にもよりますが、初心者が初月で稼げる額というのは、数万円程度です。
売れ筋商品をたまたま見つけたとしても、月間で10万円程度がやっとです。
月利10万円を稼ぐ場合は、利益率から資金を算出しなければなりません。
利益率別必要資金
- 利益率50%:20万円
- 利益率20%:50万円
- 利益率10%:100万円
利益率50%の商品というのは、普通に仕入れをしていてそうそうお目にかかれるようなものではありません。
平均して10~20%を前後するので、最低でも50万円程度の資金は捻出する必要があります。
しかし、まとまった資金を用意できない人も多いでしょう。
そういう人は、クレジットカードを使って仕入れることをオススメします!
ラベル印刷用のプリンター
次に、ラベル用プリンターです。
こちらは、Amazonで転売する際に必要になってくるので、Amazon転売を検討しているなら用意しておくと良いでしょう。
Amazon転売の中でも、FBA納品をする場合は、プリンターが必須です。
倉庫に脳悲運する際に、バーコードや納品書を印刷する必要があり、商品を送る際に段ボールに張り付ける必要があります。
しかし、プリンターは結構高価なものが多く、安くても新品で1万円程度します。
”そこまで出せないよ”という人は、中古でもよいですよ。
Amazonで調べれば、このように多く表示されます。
中古のプリンターでも、印刷できればいいですからね!
ラベル印刷だけのために、新品を買うのももったいないので、この辺の費用は抑えるようにしましょう。
リサーチに必要なアプリ
最後に必要なのが、リサーチに必要なアプリです。
正直、スマホのみを用意したところで、何の意味もありません。
リサーチアプリとセットにすることで、効力を発揮しますよ!
せどり・転売をする際ですが、店舗で仕入れることも多いです。
※カメラ転売は特に外で仕入れます
その際に、店舗せどりに便利なツールさえあれば、リサーチの手間もかかりません。
個人的にオススメなのは、以下の通りです
せどりにオススメなツール
- デルタトレーサー
- モノサーチ
- プライスター
この辺は、商品リサーチに大きく活躍してくれますよ!
最低限必要なアプリを用意しておけば、あとはアプリを使って店舗で仕入れるのみです!
商品を仕入れる際に用意しておきたい備品を紹介!
せどり・転売をする際ですが、先ほど紹介したものがあれば、最低限仕入れまではできます。
しかし、仕入れだけがせどりではありませんし、それを転売するところまで考えなければなりません。
商品を納品する際や、出品する際に必要なものもあるので、合わせて用意しておくと良いでしょう。
商品仕入れ前に必要な備品
- ガムテープ・梱包材など
- 各種文房具類
この辺は、せどり・転売で用意しておいて損はありません。
特に、最初のうちはどのくらいの期間在庫になるかわかりませんし、商品が即売れすることもあります。
その際に、迅速な対応をするという意味でも、用意しておきましょう。
ガムテープ・梱包材など
まず紹介したいのが、梱包に際して必要になってくるものです。
Amazon納品をする場合は、以下をそろえる必要あります。
[/st-cmemo]ダンボールに関しては、お客様にそのまま送ることはなく、納品に必要なだけなので、スーパーなどで無料配布されているようなもので構いません。
- 段ボール
- ラベルシール
- ガムテープ
- ラベルはがし
ラベルシールに関しては、Amazon納品の際に必要になってきます。
この様に、ラベルシールで検索すると、Amazon納品用の備品として出てきます。
合わせて、梱包用のガムテープと一緒に購入しておくと良いでしょう。
また、本やDVDといったメディア関連の商品を仕入れる際に必要なのが、ラベルはがしです。
値札などが張り付いている状態で納品すると、クレームにつながることもあるので、購入しておくと良いでしょう。
各種文房具類
次に用意したいのが、各種文房具類です。
こちらは、梱包する際にあると便利なので、それぞれ揃えておきましょう。
必要な文房具類
- メジャー
- ハサミ・カッター
- ボールペン
メジャーに関しては、段ボールのサイズを測る際に役に立ちます。
FBA納品をする際は、特定の倉庫に送る必要があるので、送料がかかります。
必要経費がどのくらいか確認するために、事前に把握しておくと良いでしょう。
※損益分岐点を計算しやすくなります
ハサミやカッターは、ガムテープを切る際に必要であり、先ほど紹介したラベルシールをカットする際にあると便利です。
ボールペンに関しては、納品する際に必要です。
(納品書をパソコンで作るなら別)
これらが、せどりで最低限揃えておいたほうが良いグッズになります。
各種出品者用のアカウントも作成しておく
せどり・転売で必要なものがそろった後は、出品者用アカウントを作成しておきましょう。
販売先は豊富に存在しますが、国内で転売する場合は、以下が挙げられます。
【各種せどりで利用する販売先】
- Amazon
- メルカリ
- ヤフオク
- ラクマ
僕の場合は、Amazonとヤフオクを使うようにしています。
それぞれ市場によって売れる商品が違いますし、仕入れる商品によって合わせるというのも良いでしょう。
Amazonは全般売れますが、ものによっては出品が規制されているものも多いです。
(例:ブランド品、古着、アパレル用品等)
さらに、出品する際に許可が必要なものもあるので、自由に販売したい場合はフリマアプリやヤフオクを使うと良いでしょう。
本格的に稼ぎたいなら、ヤフオクがおすすめです。
せどり・転売をする人が気を付けたい3つのこと
せどり・転売をする際に必要なものを紹介したので、最後に注意点を紹介します!
初心者がせどりをする場合、何もわからずに仕入れがちです。
気軽に参入できますし、ビジネスモデルも”安く仕入れて高く売る”だけのシンプルなものです。
しかし、簡単さゆえに基本的なことができていない人が多いので注意しましょう!
せどり・転売をする際に気を付けたいこと
- 古物商許可証が必要
- 確定申告が必要
- リサーチ次第では不良材を抱える
これらが、せどり・転売の注意点として挙げられます。
副業で始めたとしても、状況次第では確定申告をしなければなりません。
さらに、継続的に利益を出す場合は、古物商許可証というものが必要になります。
こちらの許可証がないと、最悪の場合逮捕されてしまうこともあるので注意しましょう。
古物商許可証が必要
まず、せどりをする際は、古物商許可証というものが必要です。
こちらは、利益目的で転売する際に必要な許可証のことを指し、新品・中古問わず必要になってきます。
しかし、状況次第では許可証が必要ではない場合もあります。
古物商許可証が必要なケース
- 家にある不用品を転売した→必要なし
- OEM・DIY商品を販売した→必要なし
- 新品商品を仕入れて転売した→必要あり
- 中古商品を仕入れて転売した→必要あり
この様に、転売目的の場合は基本的に必要です。
よく、”新品商品は対象外です”という人がいますが、二次流通に出した時点で、中古という認識になります。
- 「メーカー・卸業者>各店舗」→新品
- 「各店舗>消費者」→中古
このような認識になります。
そのため、あなたがオリジナル商品を作って販売した場合は、古物商許可証は必要はありません。
しかし、店舗から仕入れたものを販売した時点で、中古になるのでその際は必要です!
許可証なく転売したら、古物商法違反に該当してしまうので注意しましょう。
確定申告が必要
次に、確定申告の必要性です。
副業としてせどりを行おうと思っている場合は、しっかりチェックしておきましょう。
納税対象者は、「年間で20万円以上の雑所得」がある場合です。
この場合、確定申告をして所得税を支払う必要があります。
これを知らずに未申告の状態にしておくと、追徴課税というものが発生します。
※状況次第では脱税で捕まってしまうことも‥
実際、せどり・転売をしていれば、月20万円以上稼ぐこともあるので、確定申告はほぼ必須といっても過言ではありません。
そのため、継続的に転売をするためにも、確定申告はしっかり行いましょう!
リサーチ次第では不良在庫を抱える
最後に、せどり・転売はリスクがあるビジネスです。
特に初心者の場合は、在庫を抱えてしまうことも普通にあります。
(僕も最初は在庫を抱えていました)
これは、利益商品を把握していないことが原因であり、リサーチ不足が大きくかかわっています。
転売で利益商品を見つける場合は、リサーチに時間を割く必要があります。
リサーチが不十分だと、うまく利益を出すことができません。
僕の場合は、カメラ転売をメインに行っていますが、一つ当たりの単価がかなり高額です。
そのため、在庫として抱えてしまうと、赤字リスクも伴います。
初心者がせどりをする際は、在庫を抱えないように、しっかりリサーチすることが重要です。
まとめ
今回、せどり・転売で用意したほうが良いものを紹介しました。
ビジネスモデルは単純ですし、初心者でも簡単に参入できるという点が、メリットといえるでしょう。
特別必要なものもありませんし、最低限パソコンとスマホされあれば、始めることができます!
物販ビジネスを始める際は、自分が何をしたいのか決めることが重要です。
【せどり・転売の準備】
- 仕入れたい商品のジャンル
- 月利目標
- どれくらいの頻度で仕入れをするか
最低限これらを決めておくと、仕入れもしやすくなりますよ!
継続的に稼いでいくためにも、まずは目標建てから行うと良いでしょう。