Amazonの再販制度とは?概要や対策を紹介します!

Amazon転売をする際ですが、色々なルールがあるので、それぞれ把握しておきたいものです。

中でも、メディア関連の商品を取り扱う際、”再販売価格維持契約”というものを把握しておかなければなりません。

 

「再販制度について知りたい!」

「新品のメディア関連の商品を売るにはどうしたらいい?」

「再販契約に適用しない商品はある?」

 

今回は、このような悩みを抱えている人のために、再販契約について解説していきます。

知らない状態で、該当する商品を仕入れてしまうと、最悪の場合アカウントが停止してしまう可能性があるので注意しましょう。

 

よくわかる解説

  • 再販制度対象商品は新品で出品できない
  • ほぼ新品なら販売できる
  • メルカリ・ヤフオク等は規制が緩い

そもそもAmazonの再販制度とは?:序章

まず、再販制度について知らない人のために、簡単に概要を説明します。

再販制度とは、2018年の5月に設定された制度であり、割と最近に制定されたので、知らない人も多いでしょう。

 

Amazon転売をしている人でも、初めて聞いたという人も少なくありません。

再販制度とは、本・CDといった著作権にかかわる商品に制定されている制度であり、一言で言ってしまうと価格が制限されてしまいます。

 

該当する商品を新品コンディションで販売する場合、メーカーが小売・販売者に対して価格を指定されます。
※定価販売

トレンド商品にありがちですが、本屋・CDショップで販売されている商品が、市場と同じ価格で販売されています。
(中古のほうが値段が高い場合も多い)

 

これは、再販制度が大きくかかわっており、価格が指定されているのです。

つまり、この制度によって価格が設定されている限り、高く売ることもできませんし、安く売ることもできません。

 

  • 定価で売るしかない
  • そもそも販売しない

 

これを準拠しないと、最悪の場合アカウントが停止してしまう可能性もあるので注意しましょう。

売れるからといって高値にしたり、損切をしたいために値段を下げたりすることはできないので注意しましょう。

Amazonで再販制度が設定された経緯

Amazonでは、再販制度が設定されています。

本来は、新品・中古にかかわらず、自由に値段を設定するような形態が一般的でした。

 

また、この制度があることしても、自由に価格を設定している人が多かったです。

そうなると、初回限定のCDや人気の書籍が、市場でプレ値で取引されることも多く、人気が下がった商品は、定価以下で販売されることもありました。

 

しかし、Amazonでは他の店舗同様に、再販制度を適用することになったことから、定価で販売するハメになったわけです。

ただ、再販制度を利用するかどうかは、メーカーによって異なるので、全商品が対象というわけではありません。

 

 

この様に、新品商品でも価格が高騰している商品も少なくありません。

言うまでもありませんが、再販制度が設定されていない書籍・CDに関しては、自由に価格を設定できますよ。

 

  • バッグ
  • 化粧品
  • おもちゃ

 

この辺は、再販制度の対象外なので、安心しましょう!

Amazonで再販制度に該当した商品を見分ける方法を解説!

Amazonの再販制度ですが、商品によっては該当しないものもあります。

しかし、この話を聞くと「結局どの商品が再販制度に該当するの?」という人も多いと思います。

 

そこで、実際に再販制度に該当する商品を解説したいと思います!

再販制度がない商品であれば、通常通り自由に価格を設定することができるので、利益を高めることが可能ですからね!

 

主な見分け方ですが、商品ページで簡単に把握することができます。

 

「価格の表記に”定価”と書かれているかどうか」

 

こちらが、具体的な見分け方になります。

主な例ですが、以下が挙げられます。

 

定価3,000円:再販制度あり

特価3,000円:再販制度なし

メーカー希望小売価格3,000円:再販制度なし

 

つまり、商品の価格を見て、定価と書かれていない場合は、再販制度がかかっている商品ということになります。

つまり、定価の表記がないものを仕入れば、自由に商品を販売することができるということです。

 

 

こちらの商品は、値段に定価という表記がついているので、再販制度ありのものです。

仮に、書籍がCDを仕入れる際ですが、この表記をしっかり把握しておくことで、事前にトラブルを避けることができます。

Amazonの再販制度を把握した上で販売する方法!【商品別】

Amazonには再販制度があるのですが、見分け方は価格を見るだけです。

定価とついている場合は、再販制度対象の商品なので、仕入れないようにしましょう。

 

仮に、CDや書籍を仕入れる場合、しっかり再販制度を理解して出品しなければなりません。

プレミア価値がある商品を仕入れたとしても、結局定価でしか販売できないとなると、意味がありませんからね…

 

そこで、これから再販制度対象の商品を定価以上で販売する攻略法を解説したいと思います!

結論を先に言うと、再販制度は”新品商品”にのみ該当する制度なので、コンディションを中古にして販売すれば良いです。

 

  • 新品:NG
  • ほぼ新品:OK
  • 良い:OK

 

ほぼ新品とは、開封しているものの、一切使っていない未使用品のことを指します。

この場合、新品に該当しないので、再販制度があっても自由に価格を設定することができますよ。

 

そもそも、「ほぼ新品でも売れるの?」という人がいると思いますが、プレ値になる商品は全体的に品薄です。

仕入れる商品を間違えない限り、新品でも継続的に売ることができますよ!

CD

まず、CDですが、新品商品の場合は再販制度の対象です。

仕入れる際にチェックしておきたいのは、価格に“定価”という表記があるかどうかです。

 

 

こちらの商品のように、定価という表記がある場合は、再販制度がかかっている商品なので、ほぼ新品で出品しなければなりません。

定価と書かれていない場合は、そのまま新品コンディションで出品して、価格を調整しましょう。

 

また、CDに関しては再販制度の中でも少し特殊で、”時限再販”という制度があります。

名前の通り、一定期間経過すれば再販制度がなくなって、通常通り自由に価格設定ができます。

 

こちらの期間ですが、人気商品等に設定されることが多いのですが、販売から半年が対象です。

それ以降は、自由に販売できるようになるので安心しましょう。

 

ちなみに、コンディションはほぼ新品よりも新品のほうが売れ筋が良いです。

販売している内に、時限再販で自由に販売できるようになったら、価格を調整して販売するようにしましょう。

本・書籍関連

書籍を販売する場合ですが、再販制度がかかっている商品かどうか確認しましょう。

この手順は、CDと河合rません。

 

再販制度がかかっている商品は、ほぼ新品として出品して、かかっていない場合は新品として出品します。

いずれも、自由な価格で販売したほうが、利益になる可能性は高いですからね!

 

ただ、書籍の場合はCDとは異なり、時限再販の期間は設定されていません。

その代わり、販売から期間が経過している商品・需要が少ない商品は、自由価格を設定できるようになります。
※実質時限再販です

 

メーカーが再販制度を打ち切ったという証拠なので、仕入れる価値は大いにあります。

利益になる商品を仕入れるためにも、商品ページの価格はしっかり閲覧すると良いでしょう。

Amazonの再販制度を無視して販売するとどうなるの?

Amazonには、書籍・CDに再販制度が設定されていますが、無視してしまうと警告が来る場合があります。

最初は、警告で済むのですが、無視して再三販売すると、最悪の場合アカウントが停止してしまう可能性があるので注意しましょう。

 

アカウントが停止してしまうと、今まで獲得した報酬が全没収されてしまいますし、アカウントが使えなくなります。

これまで作り上げてきたものや、売り上げが全て白紙に戻ってしまうので注意しましょう。

 

アカウントが復旧できない場合は、最初からアカウントを作り直す必要がありますし、何かと手間になってしまいます。

それを避けるためにも、再販制度がある商品は、コンディションを変えるか、そもそも仕入れないようにしましょう。
※利益が出るとしても

補足:どうしても新品で売りたい場合の対処法

新品コンディションといういうのは、販売を促進します。

そのため、できる限り新品で売却したほうが利益になるのは確かです。

 

ただ、Amazonで再販制度がある限り、新品で販売することはできません。

しかし、これは”Amazonで”という条件付きであり、他のプラットフォームで販売するのは問題ありません。
※厳密には違反ですが…

 

  • メルカリ
  • ラクマ
  • ヤフオク

 

これらのプラットフォームで販売する際は、新品コンディションで販売するのもありです。

再販制度というのは、著作物全体に設定されてるので、本やCD等が該当します。

 

そのため、プラットフォームを変えたとしても、罰則を受ける可能性があります。

ただ、Amazon以外のプラットフォームではそこまで厳しく取り締まっているわけではないので、転売してもアカウント削除のようなことはありません。

 

現段階では厳しくないだけであり、今後厳しくなる可能性があるので、販売する際は自己責任でお願いします!

まとめ:Amazonの再販制度を把握して転売を使用!

今回、Amazonの再販制度について解説しました。

こちらの制度は、著作物に設定されているので、Amazonに限らず他のプラットフォームでも同じです。

 

しかし、メルカリ等はそこまで厳しく取り締まっていないため、罰則を受けることは少ないです。

とは言え、イリーガルなことに変わりはないので、商品を転売する際は注意しましょう。

 

Amazonの再販制度を潜り抜ける方法

  • 再販制度対象の商品以外を仕入れる
  • ほぼ新品のコンディションで転売する
  • そもそも仕入れない

 

この様な対処法があるので、意識して仕入れると良いでしょう。

店頭で商品を仕入れる際や、ネットで仕入れる場合は、定価という評価がついているかどうかを事前に調べることが重要です。