フリマアプリは多く存在し、代表的なもので言うとメルカリが挙げられますよね!
ただ、メルカリ以外にもラクマもせどりに使うことができ、販路・仕入れ先としても使うことができるので、オススメですよ!
「ラクマはせどりに使えるの?」
「ラクマせどりのメリット・デメリットを知りたい!」
「ラクマせどりは本当に稼げる?」
この様な悩みがあると思うので、今回はラクマせどりが本当に稼げるのかどうかということを解説していきたいと思います!
基本情報を解説しつつ、メリット・デメリットについても触れていくので、気になる人は必見ですよ!
- 利益率は高いが回転率は悪い
- 販路・仕入れ先の両方に使える
- ブランド品は偽物が多い
ラクマせどりは稼げる?ラクマって何?
ラクマせどりですが、結論から言うと稼ぐことができます。
しかし、そもそもラクマについて知らない人のために、どういうものか解説していきたいと思います。
ラクマは、以前”フリル”というアプリ名で運営されており、楽天が運営しているフリマサイトのことを総称します。
メルカリと形態はほとんど変わらないので、「手数料が安いメルカリ」といわれているほどです。
アプリ版は異なりますが、サイトから使用する場合、ラクマは楽天のSPUを使うことができます。
※たまるわけではないので要注意!
公式サイトにもある通り、支払いの際にポイントを使って払えるのが特徴の一つです。
メルカリがリリースされてから、即リリースされたことから、フリマアプリのブームに乗って作成されたということがわかります。
以前は、出品手数料が無料だったので、利用する人も多かったですが、規約の改定に伴い、現在では3.5%の手数料がかかります。
しかし、それでもメルカリに比べると安いので安心ですね。
※詳しくは後述
ラクマをメインで使うというよりも、メルカリと併用して販路を広げるというのが具体的な使い方です。
さらに、手数料が安いことから、メルカリよりも相場が若干安いのが特徴の一つです。
ラクマはせどりに使えるの?
せどらーの観点からして、ラクマはせどりに使いやすいと思います。
出品者の立場からすると、手数料が圧倒的に安く、同じ商品をメルカリで売却したとしても、段違いです。
例えば、10,000円の商品を出品する場合、メルカリでは1,000円の手数料がかかります。
それに合わせて送料がかかりますが、基本的には一律です。
ラクマにも同様に、”かんたんラクマパック”というものが存在し、一律の総量で送ることができるサービスがあります。
メルカリと送料が変わらないことを想定すると、手数料で大きな差が出ます。
同じ価格でも、ラクマでは350円の手数料しかかからないので、650円分の利益が出るということです。
メルカリで値下げ交渉をしてきた場合に、赤字になるケースでも、ラクマでは多少は交渉に応じることができると思います。
※詳しくは後述
ラクマせどりで考えらえる3つのメリット!
ラクマせどりの概要について解説したところで、メリット・デメリットについて解説していきたいと思います。
実際、ラクマは手数料も安いですし、商品価格自体も安いので、せどりに使うには最適なアプリです!
ただ、メインで使うには少し欠点があるので、その辺も抑えながら紹介していきたいと思います!
具体的なメリットですが、以下の通りです。
ラクマせどりのメリット
- メルカリよりもユーザーが少なくライバルが少ない
- 購入者と簡単に交渉できる
- 出品手数料が安い※出品者向け
現在は、知名度も上がって多くの人が利用していますが、それでもメルカリに比べると利用者は少ないです。
注目されないという意味では、回転率も低下しますが、人気のある商品なら継続的に売れるので要チェックですよ!
メルカリよりもユーザーが少なくライバルが少ない
まず、ラクマはメルカリに比べるとユーザーが少ないことで有名です。
フリマアプリせどりといったら、メルカリを想像する人も多く、”メルカリせどり”という言葉が浸透している通り、多くの人が利用しています。
しかし、”ラクマせどり”という言葉はあまり聞きなじみがありませんし、浸透していません。
販路にも仕入れ先にも使えるのに、非常にもったいないですよね…
ライバルが少ないというのは、”購入する人が少ない”という意味であり、長期的に在庫になることもあります。
仕入れる側からすれば、安く仕入れることができるので、かなりオススメです!
ほとんど使用されていない、Switchが販売されていましたが、28,500円で出品されていました。
相場は、26,000円~30,000円の間であり、美品でも安く仕入れることができます。
なぜ、ここまで安くできるかというと、手数料が安く利益が出るからです。
送料を共通にした場合、メルカリと比較すると以下の通りになります。
【ラクマとメルカリの価格比較】
- ラクマ:販売価格28,500円-998円=27,502円
- メルカリ:販売価格28,500円-2,850円=25,650円
この様に、利益額に大きな差があります。
同じ料金でも、ラクマに出したほうが利益が高いので、高額商品ほどラクマに出品されているわけです。
ちなみに、メルカリでラクマと同じ利益を出そうとすると、30,500円で出品しなければなりません。
出品者からすると、この価格差は大きいですが、購入者にとってはそこまで関係ないことです。
購入者と簡単に交渉できる
ラクマで商品を購入を仕入れる場合ですが、メルカリに比べると交渉が簡単にできます。
交渉する際ですが、メルカリの価格等を引き合いに出すと値下げ交渉に応じてくれやすくなりますよ!
こちらは、実際にラクマで仕入れた商品になります。
インボイス付きなので信用性があり、実際に仕入れて鑑定したところ本物でした。
こちらの商品ですが、元々6,000円で販売されているものであり、メルカリの例を引き合いに出して交渉しました。
「メルカリの○○円より安くなりませんか?」と交渉したところ、ここまで下げてくれたのです。
ちなみに、メルカリでは5,500円で同様の商品が販売されており、そのことを伝えると、即値下げしてくれたというパターンです。
メルカリとラクマを併用して出品している人を見つければ、交渉も簡単!
「メルカリで同じ商品を見たんですけどもう少し安くなりませんか?」と聞くと、良いでしょう。
特に、メルカリと同じ価格で出品されていたら、利益ギリギリまで下げてくれるかもしれません。
出品手数料が安い※出品者向け
最後に、出品手数料が安いという点。
前述したとおり、ラクマは出品手数料が3.5%しかかかりません。
しかし、それにプラスして消費税がかかるので、実質3.5%+消費税で計算しなければなりません。
※メルカリは税込みの価格です
この様な計算になりますが、厳密にいうと販売手数料3.5%+【販売手数料にかかる消費税】で計算されます。
50,000円の商品を出品して売却した場合の計算をすると、以下の通りになります。
【ラクマで商品を売却した時の手数料】
- 商品価格50,000円×手数料3.5%=1,750円
- 手数料1,750円×10%=175円
トータルで、1,925円かかるという計算になります。
50,000円の商品の粗利は、48,075円です。
ラクマせどりのデメリットを3つ解説!
次に、ラクマせどりのデメリットについて解説したいと思います。
ラクマは、ライバルが少なく手数料が低いので、せどりをする人にとっては結構オススメなアプリです。
しかし知名度の問題や、ユーザー数の少なさから以下のデメリットも考えられるのです。
ラクマせどりのデメリット
- 商品ラインナップが少ない
- 価格帯がメルカリに合わせつつある
- 偽物の規制が緩い
特に、ラインナップが少ないのは、出品者・購入者共にデメリットになるので、注意したいところ。
僕自身もラクマで仕入れることがありますが、値下げ交渉等のことを考えると、メルカリのほうが利用しやすいと思うこともあります!
ただ、いずれもメリットデメリットはあるので、”ラインナップが少ない=使えない”というわけではありませんよ!
商品ラインナップが少ない
まず、商品ラインナップが少ないという点が、デメリットとして挙げられます。
フリマアプリ市場のシェアは、メルカリがトップで独占しており、それに次いでラクマがいるというイメージです。
しかし、現状ではメルカリの独壇場であり、”フリマアプリ=ラクマ”という認識が強いので、商品数は少なめ。
最近では、昔に比べるとユーザーを徐々に囲い込んできたので、増えつつありますが、まだ可能性は多いにあると思います。
価格帯がメルカリに合わせつつある
ラクマの市場は、昔に比べるとメルカリに合わせつつあります。
以前は、不用品販売として利用されていたラクマですが、現在は転売・せどりで利用する人も増えてきています。
同じ商品を、メルカリ・ラクマで併用して出品している人もいるのですが、そういう人は利益を考えて出品しています。
新品未開封で販売されていたこちらの商品ですが、35,000円で販売されています。
手数料をし差し引いても、33,652円の粗利が出る商品です。
ちなみに、メルカリで同様に販売されていたのですが、そちらはラクマよりも高く約4万円での出品。
手数料の関係から、若干ラクマのほうが安いですが、出品者に入る利益は変わりません。
購入者からすると、ラクマで買ったほうがお得ですが、市場を把握して出品している人が多いので、結構相場通りの価格のことが多いです。
人によっては、メルカリと同様の相場で出す人がいますが、ラクマで購入したほうが手数料が安いので、入る利益は高くなります。
偽物の規制が緩い※ブランド品は特に
最後に、偽物の規制が緩いという点。
メルカリは、偽ブランド品についてかなり厳しい目線で当たっており、明らかな偽物は即削除されます。
しかし、ラクマはそこまで規制が整っていないので、偽ブランド品の温床になっているのです…
例えば、以下の商品。
ディズニー×GUCCIコラボの商品ですが、価格があまりにも安すぎます。
正規の値段を知らない人なら、”こんなに安いんだ”と思う人もいますが、実際は以下の通りです。
ラクマで販売されているものは、定価の90%オフの商品です。
まず色合いが違いますし、ボタン止めについているロゴのワッペンもおかしいです。
こういう商品が平気で販売されており、規制されていないのが現状。
ラクマは、海外に住んでいる人でも利用できるので、偽物が横行しています。
ラクマせどりは仕入先・販路のどちらにも使える!
ラクマせどりは稼げるかどうかということや、メリット・デメリットについて解説しましたが、販路・仕入れ先としても使うことができます。
実際、僕もラクマで仕入れることがありますが、市場価格よりもかなり安く仕入れられるので、おすすめです!
また、販路として使う場合は、手数料がどのプラットフォームよりも安いので、気になる人はチェックしておきたいところ。
メルカリと比べると、6.5%も違うので、コストを抑えて転売することができますよ!
しかし、その分購入者が少ないので回転率が下がる可能性があるので、商品によっては要注意です!