ドラッグストアは、商品が安く販売されていることがあり、せどりに使える店舗です。
僕は、食品せどりと日用品せどりをメインでしていて、ほとんどが電脳せどりで仕入れていますが、たまにドラッグストアで仕入れることもあります。
今回は、ドラッグストアが本当に稼げる店舗なのかどうかを解説しつつ、稼ぐコツやおすすめ商品なども紹介するので参考にしてください。
日用品を仕入れることが多いドラッグストアせどりの参考になる動画もあるので、動画で見たい人は以下も要チェックです。
↓動画での解説はこちらから↓
ドラッグストアで仕入れるべきせどりにおすすめな商品
ドラッグストアには、さまざまな商品が販売されています。
利益を出したいなら、売れる商品をピンポイントで狙っていきましょう。
おすすめ商品を紹介すると、以下のとおりです。
【ドラッグストアで仕入れるべき商品】
- 生活用品
- フレグランス系
- 日用品
- ヘルビ用品
- 食品
いずれも、ドラッグストアせどりで仕入れるべき商品です。
事前に、Keepaなどでリサーチをしていくと、ピンポイントで狙えるのでおすすめです。
生活用品
生活用品とは、普段生活をする上で必ず使用するものであり、消耗品がそれに分類されます。
例を挙げるなら、以下が考えられます。
消耗品の例
- 衣料品洗剤
- 柔軟剤
- 液体用洗剤
- 消臭スプレー
- 芳香剤
特に、衣料品洗剤に関しては、洗濯をする限りは使うことがあるので、かなり需要があります。
しかし、ドラッグストアでは安売りされていることもありますし、市場価格よりもかなり安い値段で購入できます。
こちらは、アリエールの詰め替え用洗剤6パックが販売されていますが、5,400円で売れていました。
ドラッグストアでは500円を切るようなものもありますし、半額以下で購入することも可能です。
固定の購入者をつけることができれば、リピーターが増えるので、状況次第では相手から催促されることもありますよ!
まとめ買いをしてもらうことも可能ですし、おすすめできます。
また、僕は以前アロマビーズを仕入れたことがあり、販売までには1年近くかかりましたが、廃盤になっていたため高値で売れました。
少し見づらいですが、1セット当たり6,000円程度の粗利が出た商品です。
日用品のなかでも、廃盤商品をメインに狙うと、稼ぎやすくなるのでおすすめです。
↓動画での解説はこちらから↓
フレグランス系
ドラッグストアには、制汗剤やボディミストなどのフレグランス商品が販売されています。
通年需要がある商品なので、積極的に仕入れていきましょう。
なかでも、以下の商品はおすすめです。
フレグランス系で仕入れたい商品
- ボディミスト
- 制汗剤
- ボディークリーム・バター
- 香水
ボディミストやヘアミストに関しては、女性にとって需要がある商品なので、非常におすすめです!
フレグランス系の商品は、生活用品と同様に、消耗品ということもあって固定客をつけることも可能です。
コンスタントに仕入れることができる店舗があれば、継続的に利益を出すことができるのでおすすめですよ!
また、新商品が出れば買い替えと同時に購入する人も少なくなく、リピートしてもらえることがあるので仕入れるとよいでしょう。
日用品
日用品は、せどりで欠かせないジャンルです。
僕も、廃盤の日用品をメインに仕入れており、実際に利益を出しています。
日用品は、生活していれば必ず消耗するもので、リピーターが多いこともおすすめな理由の一つです。
とくに、以下の商品はコンスタントに売れるためおすすめです。
日用品で仕入れたい商品
- ベビー用品
- おむつ
- オーラルケア
- 洗顔
これらが日用品として挙げられるのですが、ベビー用品は欠かせません!
粉ミルクや紙おむつなどは、大々的にセールをすることがあり、購入制限がある商品もあります。
日によって商品が安くなることもあるので、ドラッグストアせどりをしている人は必見です!
お子様がいる場合は、日用品は必ず必要ですし、まとめて買う人も多いのが現状です。
メルカリでは、多くの商品が売りに出されていました。
Amazonも販路として役に立ちますが、生活用品・日用品はメルカリのほうが高く売れる場合があります。
ユーザー層が、10代や主婦が多いため、生活用品を安く購入したい人が多いからです!
メルカリをしているなら、販路の一つに使うのもありですよ!
ヘルビ用品
健康用品・美容関連グッズなどが、ヘルビ用品に分類されるのですが、サプリ・化粧品はドラッグストアでも安くなるので要チェック!
しかし、ドラッグストアによっては、プライベートブランドを販売していることもあり、価格差が付きにくいので仕入れるのはやめましょう。
仕入れるとしても、ナショナルブランドで値下がりしているものを選ぶとよいです。
仕入れたい美容品
- 化粧水
- 化粧用具
- ダイエット関連用品
こちらの商品は、特に需要があり売れる商品です。
化粧水に関しては、利益額が高いものも多く、せどりに適した商品が多いです。
こちらは、HAKUという化粧水の売れ筋商品になりますが、サンプルなどを販売している人も少なくありません。
仕入原価がかからない割に、高級化粧水ということもあって仕入れたい商材の一種ですよ!
このほかにも、”資生堂・カネボウ・コーセー”といったブランドの化粧水は、特に高く仕入れられるのでおすすめです!
少しでも、仕入れたいと思っているなら、ヘルビコーナーをチェックです!
食品
ドラッグストアの一部では、食品を販売していることがあります。
食品と言っても、ゼリーや健康食品などです。
本来なら仕入れない商品ですが、廃盤になっている商品や季節限定の商品のみ仕入れていきましょう。
たとえば、こちらの商品。
ドラッグストアで販売されているこんにゃくゼリーですが、1袋あたり700円程度で取引されています。
単品なら1袋200円で取引される商品ですが、期間限定の商品がセット販売になっていることから、価格が上がっているわけです。
単体で販売するのではなく、別の商品とセットにして販売することで、より売れやすくなります。
こちらの詳細は、以下の動画で解説しています。
↓動画での解説はこちらから↓
逆に仕入れないほうがよいドラッグストアの商品一覧
ドラッグストアには、多くの商品が存在しますし、基本的にはどれも仕入れてよいように思えます。
しかし、ドラッグストアにあるものが何でも売れるというわけではなく、モノによっては出品すらできないので注意しましょう。
そのなかでも、以下の商品は特に要注意です!
ドラッグストアせどりで仕入れないほうがよい商品
- 医療機器・医薬品
- 化粧品の小分け商品
- 海外製品全般
こちらの商品は、出品制限がかかるものもありますし、Amazonでは販売できないものも少なくありません。
ドラッグストアせどりをするときは、商品が”薬事法・出品ガイドライン”に抵触していないかどうか調べてから、仕入れないと無駄に仕入れてしまいます。
医療機器・医薬品
ドラッグストアには、医療機器・医薬品が販売していることがあります。
一番有名なのは医薬品ですが、通常は販売できない商品です。
しかし、Amazonを見れば取り扱っている業者も多いです。
ただ、一般の人は薬機法に抵触するので販売するにしても、”医薬品店舗販売業の許可”が必要になります。
実際に、Amazonの規約にはそのことについての記載があります。
許可なく販売した場合は、商品を自動キャンセルされたり、アカウントを停止されたりするので要注意です!
さらに、医薬品の出品はすべてできるわけではなく、Amazonが定める一般用医薬品の販売リストに載っているもののみ可能です。
一般人の販売は禁止されており、ドラッグストアで許可を受けたところしか出品できません。
薬機法を準拠して出品しても、販売に至ることはないので注意しましょう。
Amazonの出品者一覧を見ても、有名なドラッグストアしか出品していません。
ちなみに、メルカリでは医薬品そのものを販売できないので、要注意!
医薬品・医薬部外品は、薬剤師・販売登録者の資格がない人しか出品できず、薬事法違反に抵触します。
薬局などで処方された医薬品などを出品する人もいるそうですが、違法行為なので控えましょう。
化粧品の小分け商品
メルカリであるのが、”海外輸入品です”という表記のもと、化粧品を小分けして販売するというもの。
韓国コスメに関しては、違法出品物に分類されることがあります。
メルカリでは、これを把握せずに利用している人も少なくなく、グレーゾーンで販売している人もいるようです。
実際に、メルカリでは化粧品の中古販売がおこなわれているのが現状ですが、そのなかには違法性があるものもあるので要注意!
まず、前提として”中古化粧品”を販売することは問題ありません。
しかし、それを開封して小分け販売すると、”医薬品医療機器等法”に抵触し、化粧品製造販売業許可がないと販売できません。
簡単に説明すると、”小分けにした化粧品は違法性がある”ということです。
個人で処分するには問題ありませんが、せどり・転売で継続的に稼ぐと違法性があるというわけです。
しかし、個人取引でも違法になるものは存在し、”新品化粧品の転売、手作り化粧品の転売”は薬機法違反になります。
また、薬機法では”薬品”だけが定められていると思われがちですが、以下の商品も抵触する可能性があるので要注意!
薬機法に抵触する商品一覧
- スキンケア用品
- メーキャップ用品
- 入浴剤・石鹸
- 洗浄剤
- 香水
最近では、違法性が高いものは削除されることも増えてきましたが、いまだに販売している人が多いのが現状です。
日本では空前の韓国ブームであり、販売している人も少なくありません。
一見、問題なさそうに思えるこちらの商品でも、違法性があるので要注意。
中古でも、転売目的で出品すると違法商品として扱われることも少なくありません。
ただし、すべてを規制できないということから、メルカリでは通報があり次第という認識です。
それに、化粧品は人気があり需要があるので、メルカリにとっても売れたほうがよいのです。
個人的には違法性がある商品なので、仕入れないほうがよいです。
具体的な罰則はありませんが、行政指導を受ける可能性があるので要注意です。
海外製品全般(サプリメントなど)
海外製品は、
”海外直送”の商品が規制対象になることがあり、Amazon・メルカリともに出品が規制されています。
商品はさまざまですが、美容関連グッズはNGですし、医療器具・医薬品などは薬機法に抵触するので、販売許可がないと出品してはいけません。
商品を見ればわかりますが、”海外直送!”という商品は、ドラッグストアだから販売できるのであって、転売できないのです。
こちらは、メルカリの規約ですが、個人的に輸入した化粧品類は販売できません。
よく、「海外で購入したものです」「韓国旅行で購入しました」といって、化粧品を出品してる人がいますが、禁止されている出品物です。
いずれも、韓国旅行で購入したという表記がありました。
こちらの商品は、韓国から輸入した商品に分類されてしまうので、販売には許可が必要です。
※メルカリではそもそも出品が禁止されていますが……
ドラッグストアの特徴3選
ドラッグストアは全国にありますし、どの店舗でも安く商品を販売しているので、どこにいてもドラッグストアせどりができます。
生活圏内で、仕入れられる店舗がある場合は、仕入れに困ることはありませんし、商品が枯渇することもありません。
ドラッグストアせどりの特徴として挙げられるのは、以下のとおり。
ドラッグストアせどりの特徴
- 仕入れ先が多い
- 品揃えが多くせどりを始めやすい
- 縦積みをしやすい
これらの特徴があるので、それぞれ解説していきたいと思います!
ドラッグストアは、多くの商品が販売されているので、ジャンルさえ絞ってしまえば誰でも仕入れに使うことができますよ!
仕入れ先が多い
ドラッグストアは、仕入れ先が多いことで有名です。
ローカルエリアに住んでいる人でも、実店舗の系列店は多く存在しますし、エリアによって差があるということもありません。
むしろ、ローカルエリアのほうがドラッグストアは多いですし、同じ地区に数個のドラッグストアがあることもあります。
実際、僕がいつも活動する福島では、大手のドラッグストアからローカルのドラッグストアまで豊富にそろっています。
マツキヨやコクミンドラックは、激安商品を仕入れることができるので、かなりおすすめです!
カワチ薬品はローカル店舗ですが、福島では知名度が高いドラッグストアですよ。
店舗が多いと、複数比較しながらせどりができるので非常に安心です。
はしごしながら仕入れると、効率よく仕入れることができますよ!
数店舗そろっているなら、比較もしやすいと思うので、近くにドラッグストアがある人はビジネスチャンスです!
品ぞろえが豊富でせどりに使える
ドラッグストアの特徴として挙げられるのが、品ぞろえが豊富な点です。
多くの商品が存在するのですが、せどりに適しているような商品も多く、利益になる商品も少なくありません。
さらに、等間隔でドラッグストアがあるエリアでは、競争率が高いこともあって顧客確保のために、個性に富んだ商品を取り扱っていることがあります。
さらに、頻繁にセールを開催していることもあるので、そういう店舗から仕入れれば利益を伸ばすことができますよ!
ドラッグストアで仕入れるべき商品
- サプリメント
- ヘアケア用品
- ダイエットグッズ
- 日用品
こちらの商品は、特に売れやすいですし利益額が高いものもあります。
ダイエットグッズに関しては、トレンドに合わせて売れるかどうかが決まるので、ニュースサイトやテレビをチェックしておくとよいでしょう。
こちらの商品ですが、全国のドラッグストアやスーパーから一時期在庫がほとんどなくなった商品です。
健康番組で紹介されたことがきっかけですが、普段使っている小麦粉をおからパウダーで代用することで、ダイエットに使えるというもの。
単に、”ダイエットしたい”という理由ではなく、せどらーが人気になることを予測してから仕入れたことにより品薄になりました。
2019年の夏から流行し始めた商品ですが、メルカリ・Amazonでは大量に出品されていました。
1つの仕入れ原価は200円程度であり、手数料を差し引いても800円程度の利益が出ます。
このように、トレンドになっている商品を仕入れると、大きい利益額になるのでおすすめです。
縦積みしやすい
ドラッグストアせどりは縦積みをしやすいという点も特徴の一つとして挙げられます。
縦積みとは、同じ商品を複数仕入れることを指し、商品在庫が多い店舗で新品せどりをするときに効果的です。
仕入れ先が複数あるなら、売れそうな同じ商品を仕入れて販売するという方法ができますからね!
仕入れ先を一か所に絞ることはせずに、はしごして仕入れるとよいでしょう。
縦積みをすれば、以下のメリットがあります。
商品を縦積みするメリット
- 安定的に収益を出せる
- 利益額が高くなることがある
- 需要がある商品なら即売れする
このように、同じ商品を仕入れれば安定的に利益を出せるのでかなりおすすめです!
商品によっては、コンスタントに売れ続けるものもありますし、予測さえつけばあとは仕入れて売り続けるだけですよ。
ドラッグストアせどりで使うべきおすすめな仕入れ先
ドラッグストアせどりをしたいと思っているなら、仕入れ先を把握しなければなりません。
普通に店舗で仕入れる方法もあれば、ネットで仕入れることも可能です。
個人的には、実店舗のほうが安く仕入れることができますし、ネットよりも安いので仕入先として使いたいところ。
しかし、ドラッグストアによっては価格差やラインナップが異なるので、注意したいですね。
ドラッグストアのおすすめ仕入先
- チェーン店のドラッグストア
- ローカルドラッグストア
- ネット仕入れ
今回紹介するのは、この3つの仕入れ先です。
チェーン店のドラッグストアに関しては、品数が豊富で全国に存在するので、仕入れも気軽にできます。
チェーン店のドラッグストア
チェーン店のドラッグストアですが、”マツモトキヨシ、コクミンドラッグ”などが挙げられます。
これらの店舗は、全国展開していることもありますし、料金が一律なのでハシゴすれば縦積みをすることが可能です。
さらに、チェーン店のドラッグストアはセールを定期的に開催することも多く、大量に仕入れた商品を処分するという名目で、在庫処分セールをします。
店舗によって在庫数は異なるので、それぞれ別々の在庫処分セールをおこないます。
ローカルドラッグストア
電脳せどり
ドラッグストアで稼ぐための3つのコツ
ドラッグストアでは、様々な商品が安く売られているので、学生や主婦から人気があります。
しかし、それは消費者としての立場であり、販売者として仕入れる場合は、シビアにいかなければなりません。
仮に、ドラッグストアで商品を仕入れるなら、以下のポイントを意識しましょう。
【ドラッグストアせどりで意識するポイント】
- ワゴンセール中の商品もリサーチする
- 小型家電のリサーチもする
- 手書きPOPに注目する
いずれも安く仕入れるためのコツで、ドラッグストアで仕入れがしたい人は必見です。
しかし、チェーン店のドラッグストアは価格差がそこまで大きくないことが多いので、セール以外は使えないのが特徴の一つ。
ローカルのドラッグストアとは違って、セール以外は料金一律で設定されています。
品数が豊富という点は理想的であり、商品展開も多くせどりに適しているのは確かです。
ただ、そこまで格安商品が多いというわけではないので、一番はローカルドラッグストアをメインに仕入れていくとよいでしょう。
また、以下の商品はドラッグストアで割引されることが多い商品です。
ドラッグストアで割引されることが多い商品
- 日用品
- ペット用品
- 制汗剤・ボディフレグランス
マツキヨは、店舗次第で在庫数も変わるので、独自のセールをおこなうチェーン店として有名。
こちらは、マツキヨのWebチラシですが、洗剤やボディークリームを安く購入できます。
特に、詰め替え用洗剤は、メルカリ・Amazonでは人気のある商品なので、仕入れるとよいでしょう。
ワゴンセール中の商品をリサーチする
ドラッグストアせどりで
稼ぎたいと思っているならワゴン品は欠かせません。
実店舗仕入れをしているなら、必ずワゴンに商品が陳列していることがあります。
こちらでは、お買い得商品が多く集まっていますし、賞味期限が近い見切り等が販売されています。
さらに、利益になりやすいサプリ等も多いので、要チェックです!
- サプリメント
- 食器用洗剤
- 芳香剤
- ペット用品(フード類が主)
これらの商品がワゴンに入っていることが多く、利益になる商品もあります。
初心者は、とりあえずワゴンに注目して、商品相場と照らし合わせながら仕入れると、コンスタントに稼ぐことができますよ!
ドラッグストアからすると、在庫を処分できれば良いので、見切り品を集めたワゴンから商品がなくなるほど得します。
ワゴンセールの商品を仕入れる時は、元の価格を調べていくらになっているかを見てから、仕入れると良いでしょう。
小型家電のリサーチもする
ゴン商品は利益になるものもありますが、大きい利益額を狙いたいと思っているなら小型家電もチェックしましょう。
ドラッグストアには、様々なブランドの小型家電が販売されていることがあるのですが、こちらは薬機法にも引っかかりませんし安心して仕入れられます!
- ヘアアイロン
- ドライヤー
- 美顔器・脱毛器
こちらの商品が販売されているのですが、脱毛器に関しては出品者ガイドラインに引っかかるものもあるので要注意!
※海外製品
ドラッグストアでは、基本的に薬や日用品を購入するために来店する人が多いので、小型家電は購入されないパターンが多いです。
そのため、長い間在庫になった商品も多く存在し、元値よりも大幅に値下げされて販売されることも多いのです。
この場合、商品数が多いというケースも考えられるので、値引き率が高いものを順にリサーチして仕入れていくと良いでしょう。
僕がこの間ドラッグストアで仕入れた商品は、これと同型のドライヤーです。
新品商品でしたが、数か月在庫になっていたこともあって、半額で購入できました。
定価は5,500円であり、2,500円で購入することができたのでかなり稼げましたよ!
通常、ドラッグストアせどりは500円程度の利益のものを数個仕入れるのが主流ですが、小型家電は利益額が大きいので一度に稼げます!
手書きPOPをに注目する
ドラッグストアせどりをするときですが、商品によっては手書きで書かれたPOPがあります。
通常のPOPに比べると、デジタルではなく明らかに急ぎで書かれているものは、格安商品が眠いっている可能性が高いです!
ゲリラセール等でよく使われるのですが、同じ商品を仕入れることができますし、利益が高い商品を仕入れられます!
また、手書きPOP商品の特徴は以下の通りです。
- 儲ける商品が多い
- 型落ち商品
- 賞味期限が近い商品
- 大量在庫商品
種類は様々であり、用途に応じて色々な仕入れができるという特徴があります。
賞味期限が近い商品を仕入れる場合ですが、Amazonでは出品制限がかかる可能性があるので、期限を見てから仕入れると良いですよ!
型落ち商品に関しては、需要が落ち着いている可能性があり、格安で仕入れても売れないこともあります。
そのため、事前にお店でリサーチしてから、直近でいつ売れているのかを把握してから仕入れると効率的です!
ドラッグストアせどりのメリット・デメリット
ドラッグストには、メリット・デメリットがあります。
今後仕入れに使おうと思っているなら、それぞれ把握しておきましょう。
【ドラッグストアせどりのメリット・デメリット】
- メリット:大量に仕入れられる
- メリット:リピーターがつきやすい
- メリット:送料が安く抑えられる
- デメリット:Amazonで出品制限にかかる商品が多い
- デメリット:在庫リスク
- デメリット:原価割れする可能性
このように、複数のメリットがあるので、仕入れる前に把握しておきましょう。
メリット:大量に仕入れられる
ドラッグストアでは商品を大量に仕入れることができます。
中には、購入制限がある商品も存在しますが、ない場合は一度に大量に仕入れて商品をさばくことが可能です。
縦積みとは、同じ商品を一度に仕入れて在庫を確保することを言います。
しかし、購入制限がある商品でも、複数の店舗で同じセールを行っている場合は、はしごして仕入れることもできるので要チェックです!
こちらは、マツキヨのWEBチラシの商品です。
日用品で言うと、”衣料品洗剤・食器用洗剤・柔軟剤”等が安くなっていることがわかります。
こちらの食器用洗剤ですが、同タイプのものを300円程度で仕入れることができます。
ローカルのドラッグストアでは、もう少し安く仕入れることができ、250円程度で販売しているのを見ました。
二つ仕入れたとしても500円で仕入れることが可能です。
メルカリに同様の値段で出品すれば、990円の売り上げが出ます。
そこから、送料を引いても300~400円程度の純利益が出るので、複数個仕入れて転売すれば、5,000円程度の利益を確保できるのです!
メリット:リピーターがつきやすい
ドラッグストアせどりは、日用品や生活用品を仕入れることが多いので、それを求めて購入する人も少なくありません。
いずれも、消耗品が多いので、一度購入した人から再度購入されることもよくあります。
つまり、安定して仕入れられるお店を確保しておけば、継続的に利益が出るような仕組みづくりができるということです。
安く仕入れることができ、購入者はお得な価格で商品を購入できるというWin-Winな関係を作ることができるので、非常に便利です。
ジャンルは異なりますが、リピーター専用出品をしている人も存在します。
通常価格で購入する場合は割高ですが、リピーターになれば安く購入できるということから、固定客をつける効率的な方法といえるでしょう。
食器用・洗濯用洗剤は、2週間~1か月程度で使い切る人が多く、安く出品されていれば購入されることも少なくありません。
固定客を10人程度付ければ、毎月コンスタントに売ることも可能で、継続的に利益を出せるようになるのでオススメですよ!
出品者からの立場からすると、無駄に商品を仕入れて在庫を抱えるということはなく、計算してから仕入れられるのがメリットです。
洗濯用洗剤は、価格が決まっているので、メーカーが料金を下げてこない限りは過剰に在庫を抱えることもありませんし、安心して仕入れられますよ。
メリット:送料が安く抑えられる
ドラッグストアせどりでは、大型家電を扱うこともありませんし、かさばる商品を仕入れることはほとんどありません。
仕入れるジャンルにもよりますが、以下がほとんどです。
ドラッグストアせどりで仕入れる商品
- 衣料品用洗剤
- 食器用洗剤
- 日用品(紙おむつ・ティッシュボックス・粉ミルク等)
これら以外にもありますが、基本的に小さいものばかり。
送料込みにしても、十分利益が出る商品が多いです。
例えば、昨年度に大流行した”おからパウダー”ですが、ダイエット食品ということもあってかなり需要がある商品でした。
※今では人気も落ち着いています
こちらの商品は、レターパックで送ることが可能であり、定形外で送れば140~210円程度しかかかりません。
仕入原価が200円程度なので、諸手数料を引いて約600円の利益が発生する商品でした。
定形外郵便は、重さによって異なるので、かさばらないものでも重いものは適していません。
(例:大容量の柔軟剤・洗剤等)
規格内の商品でも、2キロを超えるものは配送することができませんし、注意したいところ。
その場合は、メルカリの”らくらくメルカリ便”を使うと良いでしょう。
こちらは、メルカリのみで使用することができる配送方法であり、コンビニ・郵便局で配送することができます。
専用のボックスを購入する必要がありますが、以下のメリットがあるので使い勝手は良いですよ。
- 宛名を書く必要がない
- 送料が全国一律
- A4~160センチサイズまである
- 配送状況がアプリで確認できる
- 匿名配送
- 配送サポート
送料の詳細ですが、以下の通りです。
商品によっては、定形外郵便のほうがお得ですが、商品が重い場合は宅急便を使うのも一つの方法です。
例えば、こちらの商品ですが、一つ当たり950gもする大きな商品です。
詰め替え用洗剤ですが、9,500円で売れていました。
一つ当たりの値段は630円ですが、メルカリでは10%の手数料が引かれるので、実質8,550円の利益しか出ません。
さらに、送料を引くと1,100円かかるので最終的な売上金は7,450円になります。
つまり、一つ当たり500円程度で仕入れないと、利益が出ないという計算になるので、大容量パックを仕入れる時は注意が必要です!
デメリット:Amazonで出品制限にかかる商品が多い
ドラッグストアには出品制限がかかる商品も少なくありません。
Amazon・メルカリ問わず制限がかかる可能性があるので、注意しましょう。
中でも多いのは、化粧品関連です。
美容コスメ・美容液は、中古であれば問題ありませんが、新品をそのまま転売すると薬機法違反になる可能性もあります。
普通に販売されているこちらの商品ですが、継続的に利益を出す場合は、販売許可を取らないと違法行為です。
ドラッグストアなら問題ありませんが、個人で販売している場合は違法です。
(意外と知らない人が多い)
Amazonの場合は、販売停止要請を受ける可能性もあり、そもそも出品できない商品も少なくありません。
停止要請を無視すると、アカウントが永久停止する可能性もあるので、注意しましょう。めぐ
メルカリでは、韓国コスメが流行ってるけど、個人輸入した商品を転売するのは禁止されているよ!
この様に、小分け品として販売していることがありますが、利用規約上は規制対象商品です。
”出品しても消されないからいい”という人もいますが、違法行為なので控えましょう。
アカウントが停止すれば、売上金も没収されますし出品ができなくなりますからね…
デメリット:在庫リスク
ドラッグストアですが、数多くの商品が存在します。
大手チェーンのドラッグストアだと、常時20万点以上の商品が陳列していることもあるほど。
その中から、売れる商品だけをリサーチする必要があるのですが、状況次第では在庫になることも少なくありません。
価格差を調べて仕入れたとしても、売れなかったというパターンですね。
さらに、Amazonで売却しようと思っても、出品制限がかかれば在庫はすべて引き上げなければなりません。
一度出品した商品が、在庫として戻ってくるので、処分するのに手間がかかります…
最悪の場合、損切りして販売しなければならないこともありますし、注意が必要です!
仮に、ドラッグストアせどりで継続的に利益を出したいと思っているなら、的確なリサーチをしましょう。
- WEBチラシを見て価格を把握する
- 市場調査を欠かさない
- プライベートブランドは仕入れない
中でも、プライベートブランドは価格が一律になりやすいので、仕入れに適していない商品です。
安くても、価格差がないので在庫になるだけです。
デメリット:原価割れする可能性
ドラッグストアせどりはエリアによっては、原価割れする可能性もあります。
特に、都会に住んでいる人は要注意で、大型チェーン店のドラッグストアではライバルが非常に多く、価格争いが激化します。
大型チェーン店は、独自のセールを開催することもありますが、基本的には価格が一律。
常に安いですが、ローカル店舗に比べると若干高いのが特徴です。
そういう店舗で仕入れると、商品需要が一時的に高まり、売れる商品と売れない商品の差が出てしまいます。
ローカルチェーンで仕入れた商品のほうが安い場合は、売るために値下げをしてくると思いますし、販売値が高ければ売れません。
価格差もリサーチしておけば、無駄に在庫を抱えることもありませんし、継続的に販売できますからね。
- 複数のWEBチラシを比較する
- トレンド商品は注意する
価格差を確かめたいなら、実店舗をハシゴするのもいいですが、WEBチラシがある場合はネットで比較すると良いでしょう。
また、トレンド商品は注意したほうが良いです!
先ほども紹介したおからパウダーですが、1か月程度で商品需要が落ち着き、スーパーで購入できるようになりました。
今では、在庫として抱える人も多く、一時的なブームだったので、流行が過ぎ去るのも早いので注意したいところです。
ドラッグストアせどりをする際の注意点
ドラッグストアせどりは、利益になる商品もありますし、販路次第では継続的に売れるのでオススメです!
メインはAmazon・メルカリですが、いずれも規制が異なるのでそれぞれの注意点が存在します。
特に、Amazonで販売する場合は、薬機法のこともあって出品できない商品も少なくありません。
そのほかにも、以下の注意点があります。
ドラッグストアせどりで意識したい注意点
- アマゾンは新品未開封限定
- メーカーから販促禁止のメッセージが来る場合もある
- 薬機法抵触商品も存在する
失敗してからでは遅いですし、把握するようにしましょう!
Amazonで販売できるのは新品未開封のみ
ドラッグストアせどりをする場合ですが、基本的には新品を仕入れることになります。
しかし、中古の化粧品を処分したいと思った時は、Amazonで販売することはできません。
※そもそも新品の化粧品も許可がないと販売できません
ドラッグストア用品をAmazonで出品する場合ですが、まずはAmazonに商品を取り扱うということを申請しなければなりません。
3日程度で終了するのですが、それが完了次第商品を出品するという流れです。
- 新品未開封品
- 賞味期限45日以上※食料品、ペットフードに限る
- 国内で製造された日用品のみ
どの商品も新品未開封品である必要がありますし、日用品に関しては国内で製造されたものに限ります。
たまに、海外輸入の化粧品・美容液などが販売されていることがありますが、こちらの商品は薬機法に抵触する可能性があり、出品制限がかかっています。
出品するためには、販売許可が必要ですし、無断で出品すると警告を受けることも。
無視して出品し続けると、アカウントが削除されてしまうので要注意です!
メーカーから販促禁止のメッセージが来る場合もある
メーカーが売りたい商品を販売している場合、販促禁止のメッセージが来ることがあります。
例えば、花王の洗剤を販売するために仕入れたとして、公式が販売している場合、販売をしないように忠告されるということです。
当然、メーカーは自分のところから購入されたほうが利益になりますし、ライバルが多いほど売れない場合があります。
少しでも自社の商品を売るために、穀潰しで販促禁止を呼び掛けているのです。
これは、Amazonだけに限るので、メルカリでは問題ありません。
Amazonにメーカーも出品している場合は、メルカリで出品したほうが良いですよ!
実際、メルカリのほうが高く売れる商品も多いですし、ガイドラインに違反していない限りは問題ありません!
継続的に利益を出すためにも、仕入れる商品をそれぞれ把握しておくと良いでしょう。
薬機法に抵触する可能性がある
ドラッグストアせどりで最も注意しなければならないのが、薬機法に関してです。
詳しく把握しておく必要はありませんが、商品によっては薬機法違反になる商品も少なくありません。
まず、Amazonでは以下の商品の出品が禁止されています。
- 医薬品※許可が必要
- 日本未承認の医薬品※バイアグラ等
- 海外直送商品
- 個人輸入のコスメ
いずれも、販売するためには”医薬品店舗販売業の許可”が必要です。
さらに、Amazonが定める一般用医薬品出品審査を受けて、許可を得た場合のみ医薬品を販売することができます。
化粧品を出品する際はメルカリに限ります。
しかし、メルカリでも新品の化粧品はNGであり、美容液・バスソルト等も化粧品に該当するので、原則としては禁止されています。
ニュースにもなっているくらいであり、個人輸入した商品も薬機法違反に抵触します。
不用品を処分する目的で中古の化粧品を出品する分には、違法性はないので安心しましょう。
しかし、継続的に事業として化粧品を仕入れて販売する場合は、許可が必要です。
ちなみに、以下のように小分けにして販売するのも違法行為です。
それが無料のトライアルセットでも、違法になる可能性が高いので注意しましょう。
しかし、メルカリでは現状すべての商品が取り締まられているわけではありませんし、そこまで厳しくありません。
クリーンに販売するという意味でも、最初から薬機法に抵触しているものは取り扱わないのが無難ですよ!
まとめ【ドラッグストアせどりはKeepaでリサーチしよう!】
ドラッグストアせどりをする場合、商品のリサーチはKeepaがおすすめです。
Keepaでリサーチすると、利益商品が見つかります。
対象になるのは、以下の商品です。
【ドラッグストアせどりで仕入れるべき商品】
- 日用品
- 廃盤になっている日用品、生活用品
- 健康食品
- 廃盤の食品全般
店舗でリサーチをするよりも、事前にリサーチして、目当ての商品を店舗で見つけるような流れがおすすめです。
探し方については、動画で詳しく解説しているため、参考にしてください。