あなたが普通に食べているものですが、実はAmazonやメルカリで転売することができるのです!
僕は実家で、リンゴを栽培しているので、1月の下旬にAmazonで売り切りましたよ~。
結構利用している人は少ないですが、案外売れる商材なのでライバルも少なく助かっています!
「食品でせどりができるか気になる!」
「食品せどりのメリット・デメリットを知りたい!」
「食品せどりは稼げるの?」
この様な考えの人もいると思うので、今回は食品せどりが稼げるかどうかということや、メリット・デメリットについて解説していきたいと思います!
結論から言うと、薄利多売方式になるのですが、儲かる商材です!
- 食品なら基本的に何でも売れる
- Amazonは制限がかかることが多い
- メルカリも販路の視野に入れると良い
食品せどりではどういう商品が売れるの?
食品せどりをする際ですが、商品によっては飛ぶように売れることがあるので、せどり初心者は抑えておきたい商材です。
ちなみに、”どういう商品が売れるの?”と気になる人もいると思いますが、結論から言うとなんでも売れます。
普段食べている、野菜・果物・お菓子等は、全部売り切ることができます。
しかし、お酒を販売するときは、”酒類販売免許”が必要になってくるので要注意です!
Amazon・メルカリ等で主に販売していくのですが、AmazonでFBA納品をする際は注意しなければならないこともあります。
- 時期によっては納品できない
- 保存方法が指定されている
- 出品制限商品がある
Amazonで実際に販売されている商品を例に、説明したいと思います。
アイスクリーム・チョコレートにありがちなのが、クール便で発送するという旨の表記です。
この様な商品は、FBA納品では売り切ることができないので、自己発送の身になります。
※FBA倉庫は常温保存限定
食品せどりをするときは、気温・環境によって劣化しにくいものを仕入れることをオススメします!
値段次第ですが、いつ売れるかわかりませんし、ものによっては保管中に腐ってしまうこともありますからね!
また、季節によって倉庫の温度は変わってくるので、夏に仕入れないほうが良い商品はいくらでもあります。
例えば、以下の商品。
ご家庭によくおいている普通のマヨネーズですが、最寄りのスーパーで格安出品されていることがありますよね!
しかし、こちらの商品ですが、かなり熱に弱く、状況次第では腐ってしまうこともあるので注意しましょう。
特に、夏場は倉庫が暑くなってしまうので、返品される可能性もありますよ!
保存方法のところに、”常温で保存してください”という表記がありますが、倉庫内が20度以上の場合は、常温ではなくなるので返品対応商品です。
秋・冬であれば、倉庫内も涼しくなってくるので問題ありませんが、それまでは仕入れないほうが無難ですね!
食品せどりをする際の3つのメリット!
Amazon・メルカリで、実際に食品が売れることがわかりましたが、食品せどりは結構稼げます。
冒頭でもふれたように、実家から頼まれていたリンゴを売り切ることもできましたし、ライバルが少ないのでかなりオススメできます。
案外取り扱われていないと思われがちですが、このように多く販売されていますよ!
消費者は、安くて品質が良いものを購入することが多いですし、予め値段を決めていればあとは売り切るだけです!
肝心な食品せどりをするメリットですが、以下の3つが挙げられます。
食品せどりのメリット
- 回転率がよくリピート購入されやすい
- 縦積みができる商品
- 仕入れ先次第で継続して稼げる
一番は、回転率が良いという点。
衣食住の中でも、食というのは最も生活で重視されますし、継続的に売り切ることができます。
薄利多売になってしまいますが、仕入れ先を確保してしまえば、あとは仕入れて売るだけですからね!
回転率がよくリピート購入されやすい
まず、食品せどりをする際の一番のメリットは、回転率が良いということです。
食品によっては、複数個購入される場合もありますし、品質が良ければリピート購入してくれることもあるので、結構な利益になります!
アパレル・ヘルビ用品を仕入れたことがある人ならわかりますが、消耗品は継続的に売れる傾向にあります。
しかし、単品で購入することはほとんどなく、複数個購入することが多いです。
- 送料が安くなる
- 口コミが広がりやすい
- 手数料も安くなる
複数購入されると、このようなメリットも生じます。
仕入れ先に余裕があって、定期的に商品を販売できるような環境なら、Amazonの定期便を利用させるというのも一つの戦略です!
縦積みができる商品
食品せどりをするときに意識したいのが、縦積みをするということです。
縦積みとは、同じ商品を大量に仕入れて商品をさばくことです。
物によりますが、食品は複数の単位で購入してくれる人がいるので、思った以上に購入されることがあります。
その場合、商品が足りなければ利益が下がりますし、大量に仕入れたほうが安心ですよ!
※卸売り直売なら50円程度で仕入れられます
仕入れ先次第で継続して稼げる
食品せどりで重要なことは、仕入れ先を確保することです。
実家が農家の場合は、かなり有利であり、”玉ねぎ・ジャガイモ”といった腐りにくい商品を栽培している場合は、特に要チェックです!
- 実家に交渉する
- 野菜を仕入れる
- Amazonで転売する
- 利益の何割かを実家に渡す
こうすれば、実質ノーリスクで仕入れることができますし、販売した利益の何%かをもらうことが可能です。
この辺は、各家庭で調整して、割合を決めると良いでしょう。
野菜以外にも、ドリンク・お菓子・調味料等が、仕入れの対象になってくるのですが、Amazonで制限がかかているものは、メルカリで売り切りましょう。
例えば、以下の商品。
8個セットでお菓子を販売しているのですが、手数料を差し引いて700円の利益が出ます。
さらに、定形外で送るわけですが、そこまでボリュームも多くないので、送料は140円以下。
つまり、560円以下で仕入れることができれば、利益になります。
一つ当たり70円以下であれば問題ありませんが、どれもディスカウントストアで40円以下で販売されている商品です。
※商品によります
食品せどりをする際の3つのデメリット
食品せどりをする場合ですが、デメリットも存在します。
単に転売するのではなく、状況を判断してから仕入れないと、損切をしなければならない可能性も出てくるので、注意しましょう。
具体的なデメリットですが、以下が挙げられます。
食品せどりのデメリット
- 薄利多売方式
- 賞味期限がある
- 物によってはさばけない
食品せどりは、派手に稼ぐようなジャンルではなく、薄利多売で利益を出していきます。
資金が少ない人にとっては最適なビジネスですが、大きく稼ぎたい場合は、結構無理があるので注意しましょう!
さらに、食品によっては賞味期限が短いものもありますし、そういう商品は仕入れたところで期限内に売り切らないと赤字になります。
家電・日用品などに比べると、何かと制限されることも多いので、手間がかかりますね…
薄利多売方式
まず、食品転売をする場合は、無料で仕入れることができない限り、大きく稼ぐことができません。
(例:実家が農家、いただきもの)
商品を見ればわかりますが、単価が低い商品が多いですし、利益ベースで考えても200~500円行けばいいところです。
先ほども、Amazonの件で紹介しましたが、一つ123円で販売されています。
しかし、卸売り・ディスカウントで購入すれば、一つ50円~60円程度で仕入れることが可能です。
それぞれ費用を計算すると、以下の通りになります。
- 売上:1,230円
- 売上手数料:123円
- 送料:390円以下※定形外の場合
- 仕入原価:500円~600円
これらをすべて差し引くと、230円~330円の利益しか出ません。
10回繰り返しても、3,000円程度の利益にしかならないので、かなりの数をこなさなければなりません。
賞味期限がある
食品せどりをする際は、賞味期限があることを意識しましょう。
FBA納品をする際ですが、ドッグフード等と同様に、45日以上の賞味期限ではなければ返送・処分されてしまいます。
自己配送をする場合は、30日以上の賞味期限が担保されていないと売却できないので、注意しましょう。
そのため、商品を売却する際は、賞味期限が長い商材を仕入れることをオススメします!
こちらは、2020年の2月20日に売れた履歴がある商品ですが、賞味期限は2020年3月6日とかなり近いです。
メルカリでは、賞味期限が切れたものでも出品することができるので、Amazonほど厳しくはありません。
商品説明文では、「クリスマスにもらいすぎた」と書かれていましたが、ドンキで仕入れたものだと思います。
この間、ドンキに行ったのですが、同様の商品が”賞味期限が近いため”という理由で、200円で販売されていました。
「ドンキせどりで儲けるコツを知りたい!」 「ドンキせどりで稼ぐにはどうしたらいい?」 前回の記事では、ドンキで仕入れるタイミングや仕入れに利用すべき店舗を解説しました。 今回は章も最後に差し掛か[…]
値札の見方等は、こちらの記事で説明しているので参考にしてみてください。
賞味期限が近いものは、安く仕入れることができますが、売り切ることができなければ意味がありません!
物によってはさばけない
最後に、商品によってはさばけないものも存在します。
さばけないというよりは、”売れずに在庫として残る”というものですね。
お菓子にありがちですが、適切な値段をつけないと売れることはないので注意しましょう。
※特にメルカリでは
ポテトチップスで検索すると、数多くの商品が表示されました。
どれも、売り切ることができていない商品であり、いいねだけがついて購入されていないパターンです。
メルカリでは、”お菓子が売れる”というものが広まって、結構レッドオーシャンになりつつあります。
売れているものを見ると、損切している可能性がある商品も多かったです。
参入者が多いと、少しでも値下げをしなければなりませんし、利益よりも回転率を優先するなら、価格を下げる必要があります。
仕入れるのはいいですが、利益額を計算してから仕入れないと、損切りして利益が出ないということもあるので注意しましょう!
食品せどりの基本情報とメリット・デメリットについて解説します!:まとめ
食品せどりの基本情報や、メリット・デメリットを解説したのですが、ライバルが少ないというのは事実で、商材によっては市場を独占することができます。
ただ、仕入れる商品によっては、原価が安くてもライバルが多ければ、売れるまでに時間がかかり損切ギリギリで商品を売る必要も出てきます…
そうならないためにも、予め利益になる商品を見越して、仕入れることが重要ですよ!
実際、僕も食品せどりをしているのですが、実家が農家ということもあって、果物や野菜をAmazonで転売しています。
継続的に利益になるものが多く、商材としては結構回転率が良いので、需要があります!
賞味期限・出品規制がある商品も多いので、その辺をしっかり把握してから仕入れを行いましょう!