「ドラッグストアせどりのメリット・デメリットを知りたい!」
「ドラッグストアせどりは稼げるの?」
前回の記事では、ドラッグストアせどりで仕入れるべきではない商品と、効果的な仕入れ先について解説しました。
今回は、ドラッグストアの本質である、メリット・デメリットについて解説していきたいと思います!
ドラッグストアせどりのメリットで考えられる3つのメリットとは?
ドラッグストアせどりですが、薬以外にも日用品等が販売されているので、安く仕入れることができれば利益になります。
ローカル・大型チェーンに関わらず、複数の場所でセールを頻繁に開催するので、安く仕入れることが可能です。
ちなみに、ドラッグストアでせどりを行えば、以下のメリットが挙げられます。
ドラッグストアせどりのメリット
- 大量に仕入れることができ縦積みができる
- 頻繁に売れるため固定客が付きやすい
- 送料を安く抑えられる
ドラッグストアは、商品を大量に仕入れているので、安く販売することができます。
そのため、購入制限がない場合は、商品を大量に仕入れて在庫を確保することが可能です。
また、日用品を売るのがメインになってくるので、固定客がつきやすいというメリットも挙げられます。
販路は、”Amazon・メルカリ・ヤフオク”になりますが、いずれもユーザー層が異なるので、販売する商品を選んでからプラットフォームを選ぶと良いでしょう。
大量に仕入れることができ縦積みができる
まず、ドラッグストアでは商品を大量に仕入れることができます。
中には、購入制限がある商品も存在しますが、ない場合は一度に大量に仕入れて商品をさばくことが可能です。
縦積みとは、同じ商品を一度に仕入れて在庫を確保することを言います。
しかし、購入制限がある商品でも、複数の店舗で同じセールを行っている場合は、はしごして仕入れることもできるので要チェックです!
こちらは、マツキヨのWEBチラシの商品です。
日用品で言うと、”衣料品洗剤・食器用洗剤・柔軟剤”等が安くなっていることがわかります。
こちらの食器用洗剤ですが、同タイプのものを300円程度で仕入れることができます。
ローカルのドラッグストアでは、もう少し安く仕入れることができ、250円程度で販売しているのを見ました。
二つ仕入れたとしても500円で仕入れることが可能です。
メルカリに同様の値段で出品すれば、990円の売り上げが出ます。
そこから、送料を引いても300~400円程度の純利益が出るので、複数個仕入れて転売すれば、5,000円程度の利益を確保できるのです!
頻繁に売れるため固定客が付きやすい
ドラッグストアせどりは、日用品や生活用品を仕入れることが多いので、それを求めて購入する人も少なくありません。
いずれも、消耗品が多いので、一度購入した人から再度購入されることもよくあります。
つまり、安定して仕入れられるお店を確保しておけば、継続的に利益が出るような仕組みづくりができるということです。
安く仕入れることができ、購入者はお得な価格で商品を購入できるというWin-Winな関係を作ることができるので、非常に便利です。
ジャンルは異なりますが、リピーター専用出品をしている人も存在します。
通常価格で購入する場合は割高ですが、リピーターになれば安く購入できるということから、固定客をつける効率的な方法といえるでしょう。
食器用・洗濯用洗剤は、2週間~1か月程度で使い切る人が多く、安く出品されていれば購入されることも少なくありません。
固定客を10人程度付ければ、毎月コンスタントに売ることも可能で、継続的に利益を出せるようになるのでオススメですよ!
送料を安く抑えられる
最後に、送料を安く抑えられるという点です。
ドラッグストアせどりでは、大型家電を扱うこともありませんし、かさばる商品を仕入れることはほとんどありません。
仕入れるジャンルにもよりますが、以下がほとんどです。
ドラッグストアせどりで仕入れる商品
- 衣料品用洗剤
- 食器用洗剤
- 日用品(紙おむつ・ティッシュボックス・粉ミルク等)
これら以外にもありますが、基本的に小さいものばかり。
送料込みにしても、十分利益が出る商品が多いです。
例えば、昨年度に大流行した”おからパウダー”ですが、ダイエット食品ということもあってかなり需要がある商品でした。
※今では人気も落ち着いています
こちらの商品は、レターパックで送ることが可能であり、定形外で送れば140~210円程度しかかかりません。
仕入原価が200円程度なので、諸手数料を引いて約600円の利益が発生する商品でした。
定形外郵便は、重さによって異なるので、かさばらないものでも重いものは適していません。
(例:大容量の柔軟剤・洗剤等)
規格内の商品でも、2キロを超えるものは配送することができませんし、注意したいところ。
その場合は、メルカリの”らくらくメルカリ便”を使うと良いでしょう。
こちらは、メルカリのみで使用することができる配送方法であり、コンビニ・郵便局で配送することができます。
専用のボックスを購入する必要がありますが、以下のメリットがあるので使い勝手は良いですよ。
- 宛名を書く必要がない
- 送料が全国一律
- A4~160センチサイズまである
- 配送状況がアプリで確認できる
- 匿名配送
- 配送サポート
送料の詳細ですが、以下の通りです。
商品によっては、定形外郵便のほうがお得ですが、商品が重い場合は宅急便を使うのも一つの方法です。
例えば、こちらの商品ですが、一つ当たり950gもする大きな商品です。
詰め替え用洗剤ですが、9,500円で売れていました。
一つ当たりの値段は630円ですが、メルカリでは10%の手数料が引かれるので、実質8,550円の利益しか出ません。
さらに、送料を引くと1,100円かかるので最終的な売上金は7,450円になります。
つまり、一つ当たり500円程度で仕入れないと、利益が出ないという計算になるので、大容量パックを仕入れる時は注意が必要です!
※最低金額で購入できた場合の計算
ドラッグストアせどりで挙げられる3つのデメリット
ドラッグストアせどりは、メリットもありますがデメリットも存在します。
ドラッグストアせどりを効率よく行いたいと思っているなら、デメリットを把握した上で行わないと、在庫を抱えることにもなり、利益額に大きく影響するので注意しましょう。
ドラッグストアせどりで考えられるデメリットですが、以下が挙げられます。
ドラッグストアせどりのデメリット
- 出品制限がかかる商品がある
- リサーチ次第では在庫になる
- ライバルが多いと原価割れする
いずれも、リサーチ次第では解決することができる問題が多いので、安心しましょう。
個人的に、ドラッグストアせどりをして思ったのは、ライバルが多いという点ですね…
出品制限がかかる商品がある
前回のパートでも紹介したのですが、ドラッグストアには出品制限がかかる商品も少なくありません。
Amazon・メルカリ問わず制限がかかる可能性があるので、注意しましょう。
中でも多いのは、化粧品関連です。
美容コスメ・美容液は、中古であれば問題ありませんが、新品をそのまま転売すると薬機法違反になる可能性もあります。
普通に販売されているこちらの商品ですが、継続的に利益を出す場合は、販売許可を取らないと違法行為です。
ドラッグストアなら問題ありませんが、個人で販売している場合は違法です。
(意外と知らない人が多い)
Amazonの場合は、販売停止要請を受ける可能性もあり、そもそも出品できない商品も少なくありません。
停止要請を無視すると、アカウントが永久停止する可能性もあるので、注意しましょう。

リサーチ次第では在庫になる
ドラッグストアですが、数多くの商品が存在します。
大手チェーンのドラッグストアだと、常時20万点以上の商品が陳列していることもあるほど。
その中から、売れる商品だけをリサーチする必要があるのですが、状況次第では在庫になることも少なくありません。
価格差を調べて仕入れたとしても、売れなかったというパターンですね。
- WEBチラシを見て価格を把握する
- 市場調査を欠かさない
- プライベートブランドは仕入れない
中でも、プライベートブランドは価格が一律になりやすいので、仕入れに適していない商品です。
安くても、価格差がないので在庫になるだけですよ!( ;∀;)
ライバルが多いと原価割れする
最後に、ドラッグストアせどりはエリアによっては、原価割れする可能性もあります。
特に、都会に住んでいる人は要注意で、大型チェーン店のドラッグストアではライバルが非常に多く、価格争いが激化します。
大型チェーン店は、独自のセールを開催することもありますが、基本的には価格が一律。
常に安いですが、ローカル店舗に比べると若干高いのが特徴です。
そういう店舗で仕入れると、商品需要が一時的に高まり、売れる商品と売れない商品の差が出てしまいます。
ローカルチェーンで仕入れた商品のほうが安い場合は、売るために値下げをしてくると思いますし、販売値が高ければ売れません。
- 複数のWEBチラシを比較する
- トレンド商品は注意する
価格差を確かめたいなら、実店舗をハシゴするのもいいですが、WEBチラシがある場合はネットで比較すると良いでしょう。
また、トレンド商品は注意したほうが良いです!
先ほども紹介したおからパウダーですが、1か月程度で商品需要が落ち着き、スーパーで購入できるようになりました。
今では、在庫として抱える人も多く、一時的なブームだったので、流行が過ぎ去るのも早いので注意したいところです。
ドラッグストアせどりのまとめ:リサーチ次第で効率よく稼げる!
ドラッグストアせどりのメリット・デメリットについて解説しました。
日用品・生活用品は、消耗品ということもあって需要がある商品ばかりです。
リサーチさえ徹底すれば、確実に利益になる商品だけをピックアップできますし、需要がある商品を仕入れることができます。
しかし、商品の中には薬機法に抵触するようなものもあるので、商品を見極めてから仕入れることをオススメします!
次回の記事では、ドラッグストアせどりのポイント・注意点を解説します!
ドラッグストアせどりについて気になる人は、要チェックです!
また、最近ではポイントせどりと相性も良いです^^
キャッシュレスや◯◯払いなどでポイントも取れますので、うまく組み合わせていきましょう!